『居酒屋ゆうれい』に、日本のデフレの深刻さを実感する・・。
先日初めて、『居酒屋ゆうれい』をTVで観ました。
居酒屋を営む主人(萩原健一)と、ちょっと訳ありの後妻(山口智子)、そこに先妻(室井滋)が幽霊になって現れ、奇妙な三角関係を繰り広げるコメディです。
ストーリィ自体とても面白いし、ショーケンを始めとする主演3人も魅力的で、大いに堪能しました。細かいところでは、店内の雰囲気とか、店の外の様子とかが、『深夜食堂』にそっくりだったのも面白くて、もしかしてこの映画を参考にしたのかもと思ったりしました。
細かいついでに、もうひとつ。時々出てくる品書きを読むと、たとえばおでんの大根が150円、客一人の勘定が、飲んで食って2500円だったりするんですね。1994年製作ですから、今から22年前の作品です。
2016年現在、西荻駅前の似たような居酒屋で僕が払う金額より、下手をすると高いかもしれません。日本のデフレはかなり深刻だと、感じてしまったのでした。
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