カテゴリー「住まい・インテリア」の8件の記事

2016年10月10日 (月)

スタルクの椅子、かっこよかったな〜ー日本GPブログその2ですー

今年も日本GP取材を無事に終え、東名バスで東京へと戻る車中におります。

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日本GPブログその2は、こちらをご覧下さい。エキゾチックかつレトロな、グリッドガールたちでした。

メルセデスに置いてあったフィリップ・スタルクの椅子、ブログで細部が紹介できなかったので、こちらで。

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見た目は武骨な感じなんですが、実は総アルミ製で超軽量。色遣いや座面のカーブも、シックでした。

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欲しかったな・・。

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2016年5月24日 (火)

船便、届きました〜(^^)

3月初めにパリから送った船便が、ゴールデンウィーク明けに新居に届けられました。

段ボール箱や家具などなど、全部で84個・・。それが全部運び込まれた直後の惨状はとてもお見せできないので、比較的整理が済んだ数日後の様子をごく一部分をば。

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パリでは娘の寝室で洋服ダンスに使っていた、Bonetterieと呼ばれる、本来は帽子入れだった家具。あまり機能的じゃないし、日本では置くところもないだろうしと、引っ越し直前まで処分するつもりだったのですが、持ってきてよかったと今はしみじみ思っています。
こういう古い家具が部屋にあると、雰囲気がグッと落ち着くんですよね。なにぶん他の家具はほとんど、IKEAのショールーム状態ですので・・。ちなみにその左は、壊れたまま地下室に放り込んでおいたランプです。素敵なデザインなので、修理して復活させようと、はるばる運びました。

そして帽子入れの上に鎮座してる、サンタクロースとコウノトリ。かわいいでしょ。

Th_img_0334これ、アルザスのクリスマス市で買ったお土産なんですが、実は日本人作家の作品。しかも何と、作者は親しい友人の友人で、僕たちも何度か会っている人だったのです。なんとまあ・・。

一方こちらは、もちろん船便ではないのですが、

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フランス直輸入の極太ホワイトアスパラです。

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感涙にむせびながら、賞味いたしました。

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2014年7月29日 (火)

最近のパリは、ますます物騒ですからね〜

去年のパリ市内での空き巣件数は、過去最高だったそうな。留守にすることの多いうちも、アパートに警報システムを付けることにしました。といって何にしたらいいのか、そもそもどんな商品があるのか、全然わからない。

そこでBHVの地下売り場に出かけて行って、アラーム担当おじさんにいろいろ質問して、「MY FOX」というシステムを一式買って来ました。


ドアや窓に力が加わると関知するセンサー、人が通り過ぎると関知するセンサーに、サイレン、それらを集中管理するコントロールユニットがセットになってて、それぞれwifiで接続されてます。

で、パソコンやスマホからの遠隔管理も可能で、

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たとえば外出の際には、ドアに鍵をかけてから、スマホのアプリを呼びだし、アラームをオンにすると。

留守中に万一異常が起きた場合、すぐにメールやメッセージで知らせてくれることになってます。オプションの監視カメラを奮発すれば、室内の様子を外から見ることも可能です(高いので、今回は見送りましたけど)。

ただしネットに繋がってないと、知らせは来ません。警備会社とシステムが直結してるわけでもなく、異常を通知されたら自分で確かめに行くか、管理人や警察に連絡するという、まあ簡易アラームですね。

でも試しにアラームオンにしたまま家に入ってみたら、ものすごい音量のサイレンが鳴り響きました。ある程度の、抑止効果はあるかな〜。

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2014年1月19日 (日)

曲線の美。金属の美。

うちの近所を歩いていて、物凄く状態のいいシトロエンDSに出くわしました。

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自動車というものが、中でもフランス車が光り輝いていた1950〜60年代を代表する名車です。先進技術満載のメカニズムもさることながら、何よりもこの曲線の優美さに魅かれます。1976年に旅行で初めてフランスを訪れて実物に遭遇した時は、一工業製品がフランスを体現しうること、そしてその圧倒的な存在感にたまげたものです。

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ワゴン車や、そこから派生した救急車仕様、オープンモデルなどもありましたが、やはりセダンタイプを斜め後ろから見た時が、一番美しいですね。ドゴール大統領が愛したというのも、よくわかる。前に停まってる日本車、頑張れ〜。

Th_img_3724_2一方こちらは、シャトレ界隈を散歩していて見つけたソファ。骨董ではないですが、レトロな雰囲気がいい味出してます。『紅の豚』の、飛行船内とかに置いてありそう。

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年とともにすっかり物欲がなくなりましたが、これは久しぶりに「欲しいっ!」と思いました。

 

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2013年2月26日 (火)

普通IKEAには、電車では行かないものなんですけど・・・。

日本のIKEAのことはよく知らないんですが、フランスの場合ほぼ全店が郊外にあります。しかも駅からは、かなり遠い。だからうちもクルマを手放して以来、すっかり足が遠のいておりました。しかし今年ようやく子供部屋を作ることになり、

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とりあえずベッドは、昔買っといたキットを組み立てたんですが、

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二日がかりで完成させ、バッタリ倒れているオトーサン。

他にも勉強机やら本棚やらマットレスやら、買いに行かないといけない。それでパリ郊外で唯一、「駅から歩いて5分」と表示されてるプレジール店に出かけました。

遠かった〜。片道1時間。

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おまけに郊外は、

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まさかの大雪だし(パリ市内は、粉雪がちらついてる程度でした)。

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ようやく駅に降り立つと、5cmは積もってる。

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駅からIKEAまでは、「道路が乾いていて、かなり早足で歩けば」5分の道のりでした。スノーブーツで来なかったことを、激しく後悔。

ま、天気が悪かった分、店内は空いてましたけど。

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すでに昼近かったので、まずは食堂で腹ごしらえ。IKEAのセルフ食堂って、意外にいけるんですよ。しかも激安。前菜にスモークサーモン、メインにスウェーデン風肉団子と鶏の赤ワイン煮、デザートにタルトふたつ、飲み物はガス水とカフェで、二人で18ユーロでしたから。

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「デパートでお子様ランチを食べた世代としては、この旗にキュンとなる」(嫁談)

そのあと夕方6時まで物色し、大物は配達してもらいました。しかし配送料は、69ユーロ。これに往復の電車賃を加え、さらに疲労度を考えると、レンタカーを借りた方がよかったかな〜。

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2011年11月 6日 (日)

モロッコの灯(あかり)。

 モロッコネタでずいぶん引っ張ってます・・・。でもこれでもまだ、2日目が終わったばかりでして。

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 3日目の朝。フェズからラバトへ。列車で約3時間の移動です。モロッコの首都は、しとしと雨。フェズのリアドのように駅までの迎えもなく、まずは走行距離50万kmのタクシーの尋常ならざる振動に耐えつつ、メディナ入り口へ(でも料金は、5ディナール(約50円!)でした)。

 メディナの中を濡れながら歩き回り、リアド捜索。と言ってもこちらの旧市街はこぢんまりとしてるし、全然迷路じゃないので、ほどなく到達しました。

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 中庭を囲む形式はフェズと同じですが、こちらは全部で6室のみの小規模経営。

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 でも居心地のよさは、引けを取らない。ネットもすぐに、サクサクつながったし(もちろん無料でした)。

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 予約した部屋は、2階に寝室のあるメゾネット形式でした。

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 例によってチェックインすると、すぐにミントティとお菓子を出してくれる。

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 寝室側から見下ろした部屋の内部。フェズに比べるとインテリアは素っ気ないですが、その代わりランプシェードが凝ってたこと。

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 たとえば寝室のこれとか、

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 ベッドサイドの灯りとか、

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 3階の回廊のランプ。

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 それから食堂につながる廊下に吊り下がっていた、縦型シェード。ブリキの板を打ち抜いて、丸めただけなんですが、とにかく細工が細かい(拡大してみて下さい)。両側の壁の模様みたいに見えるのは、この灯りの映し出す影なんですよ〜。

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 あまりの美しさにノックアウトされ、翌日メディナに行って物色。残念ながらリアドにあるのは特注で、同じようなものは見つからなかったのですが、これを買って帰りました。200ディナール(約2000円なり)。

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2011年6月25日 (土)

学生寮に、泊まっているのだ。

 ヴァレンシア滞在中のホテルは、ここでした。

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 ヴァレンシア大学の学生寮の一部を、一般に開放したもの。ネット予約した時は、「1泊45ユーロ(約5000円)」と出てて、あまりの安さにちょっと不安だったんですが、

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 室内は、極めて明るくて清潔。広さはせいぜい4畳半程度ですが、大きな作業テーブルもあるし、バストイレもあるし、毎日ベッドメイクもしてくれるし、

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 台所も完備。今から30ウン年前、4年間を過ごした東京四ツ谷の学生寮と較べると、あまりに違い過ぎる!ま、あれはあれで、大いに楽しかったけど。

 これでサーキットまで歩いて行けるんだから、言うことないです。近所には、夜遅くまで開いてるレストランもたくさんあるし。

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 昨日の深夜、寮への帰り道の歩道に、黒猫がじ〜っと佇んでました。

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2009年5月 5日 (火)

キングサリの咲く頃。

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 今年も気がつくと、わが家の小さなベランダの片隅で、この花が咲いていた。

 キングサリ(金鎖)という名前。黄色い藤のような花が、可憐に咲く。青空を背景に眺めると、しみじみなごんでしまう。ヨーロッパ南部原産の木で、イギリスではゴールデン・レインというそうな(こちらを参考にさせていただきました)。毒があるとは、知らなかった。

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 この日は5月1日で、パリの街角ではスズランを売っている。買ってきて鉢に植え替えたついでに、冬の間荒れ放題になっていたベランダの掃除も敢行した。

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 落ち葉や泥が積み重なって、ほとんど苔寺状態になっていた人工芝を、総出でスプーンでがりがり削ったりして、ようやくここまできれいになった。

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 曲がっていた目隠しの簀の子もまっすぐに直し、郊外のガリー農園で買ってきた花(名前知らず!)を植え替えて並べる。

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 これなんですけどね・・。

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 この菜の花は、どこからか種が飛んで来たのが、完全にウチに根付いて毎年花を咲かせる。すごい生命力だ。

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 一方こちらは、農園でいっしょに買ってきたバジリコ。家の中で大切に水をやって、時々ちぎってはパスタやサラダに入れる。試しに素揚げにして冷や麦といっしょに食してみたら、バジリコの風味は飛んでしまったけれど、さくさくした食感がすごくよかった。

 ささやかな日常です・・・。

 

 


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