最後には、フルコースまで出てきましたよ。ーメドックマラソン初参戦記その3ー
快晴、27℃の炎天下、
強い日差しを遮る場所もない葡萄畑の中を、延々と走り続けます。
これは、カベルネ・ソービニョンですかね。喉の渇きと好奇心に耐えかねて一粒いただきましたが、糖度高し!すぐにでも収穫OKの感じでした。
35km地点過ぎ、サンジュリアンを代表する、「レオヴィル・ラスカーズ」の畑前を通過。大好きなボルドー。80年代の主要ビンテージは、まだずっとうちで眠っています。いかにも頑固な職人風だった当時の醸造長、もう引退したんだろうな。
37km過ぎで脇道にいったん入ったのは、「シャトー・ラトゥール」をなるたけ近くで見せようという演出だったんでしょうね。
「バロン」の前を通過する38km頃には、多くのランナーが疲労困ぱい状態。しゃがみ込み、やっと立ち上がっても、歩くのが精いっぱいという感じでした。そんな彼らを奮い立たせるかのように、絶妙のタイミングで登場したのが、
山盛りの生ガキだ〜。メドックマラソン名物「フルコース」エイドの、まずはオードブルですね。
これを3つ、4つとほおばり、白ワインをぐびぐび飲んで、再び駆け出して行くフランス人たち・・・(呆)。とてもそんなマネのできない僕は、横に添えてあったレモンだけをいただきました。
そして40km手前、「ランシュ・バージュ」のシャトー内で待っていたのが、
メインディッシュのサーロインステーキ。しかも血も滴るレアなんですよ。これをマラソン終盤に胃に入れるのは、きついな〜。端っこの、できるだけよく焼けてるのをひとつだけ頂きました。
デザートはわりとシンプルに、葡萄とチーズ。それまでにさんざん、ケーキとか出てましたからね。これでフルコースは終了かと思ってたら、
ポイヤック村に入った最後の最後、41km地点のエイドで、チョコアイスが配られてた!これは、元気出たな〜。
そして、ゴール!自己計時で、5時間3分27秒。いやはや、実に中味の濃い5時間でした。
ゴール地点で待ちかまえてる女性ボランティアから、にこやかにメダルをかけてもらいました。
30回記念の、ど派手なメダルです^^
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