スペイン人はキロ単位で、チューロスを買うんですよ。
翌朝は、ヘレス中心部の市場を見物しました。
年末の買い出しのごった返しぶりは、どこもいっしょですね。
ユーロになって高くなったとはいえ、フランスに比べるとまだまだスペインの物価は安いです。オレンジなんて、2キロで1ユーロでした(ま、道端にいくらでも実ってますしね・・)。
おじさんが自慢気に見せてる巨大ラディッシュも、二房1ユーロ。
マグロの赤身は、キロ2000円ぐらいだったかな。
これはシャコですかね。さっと茹でたら、美味しいだろうな〜。
場外にもいろんな店がありましたが、このおばさんが黙々とスジを取ってるのは、何の野菜なんでしょう・・。
その隣で買い物客が行列を作ってたのが、このチューロス屋さん。
右上に値段表があるんですが、一番上には「キロ8ユーロ」と表示されてます。そしてお客さんたちのほとんどが、両手でやっと抱えられるくらいの量のチューロスを買って帰ってました。チューロス1kgって・・。
そこからわれわれは、前夜閉まっていて入れなかったレストランへ、再度向かいました。いや、馬車じゃなくて、歩いてでしたけど。
この店です。この日は、ちゃんと開いてました。
一昨年の出張の際、偶然見つけたタコ専門店。北スペイン・ガリシア地方の名物で、わざわざアンダルシアまで来て食べる必要はないのですが、とにかくうまいんですよ。
ガリシアのビールを呑みながらメニューを眺めていると、仕入れたばかりのタコを運んできた店主が、「どれどれ」と入ってきて、そのうちタコへの愛を滔々と語り始めたのでした。
「娘も2歳からタコを食べててねえ」。サカナくんと、対談させたい!
そのアドバイスに従って注文したのが、
ジャガイモを敷いた上に茹でてからパプリカをたっぷり掛けた定番タコ料理と、岩塩をまぶして炭火で焼いたシシトウ(これ、最高でした)。
そして店主が、「個人的には、ベスト」と言っていた大ぶりのタコの両面をさっと炙ってから、マッシュポテトといっしょにオーブンで焼いた一品。確かにいける。ビールが進みました。
ワイン蒸しのムール貝も、パリのレオンでは絶対にお目にかかれないような巨大、かつプリプリの身。う〜、ヘレスにはまだ行きたい店がいくらでもあったのですが、後ろ髪を激しく引かれつつ、セビリアへと移動したのでした・・。
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