悪天候と高地の北米2連戦は、自分が思ってた以上にくたびれたのか、パリに戻ってから丸々1週間経って、ようやく疲れが取れた感じです。
ということでお休みしてたブログも、再開させていただきます。取り急ぎ、備忘録も兼ねてメキシコシティで走ったお話を。
今回滞在したZona Rosa(直訳すると、ピンクゾーン・・)というのは、メキシコシティ屈指の盛り場地域らしいんですが、確かに新宿2、3丁目辺りの雰囲気は多少感じます。そこから歴史地区に向かって、のんびり走ってみました。
道は地理オンチの僕でも迷わないほどわかりやすいし、大気汚染の度合いも上海よりよほどマシです。

街中は、ほとんどフラット。でもそもそもこの町自体の標高が、2200m以上あるわけで。とはいえ7分/km程度の超のんびりペースだと、まったくといっていいほど空気の薄さは感じませんでした。
歴史地区はしっとりとした街並みで、
アメリカのカフェ、外食チェーンでさえ、けばけばしくない。
ずいぶん庶民的なホテル・リッツもありました。登録商標の問題は、起きないのかな・・。
「死者の日」の週末は、ホテルにさえこんなものが飾られてました。
うちのホテルのロビーにも。日本のお盆に、ホテルのロビーに仏壇を飾るような感覚ですかね・・。キリスト教渡来以前の、より異教徒的なものを感じました。
ところでメキシコ訪問前に、「危ないから乗らない方がいいぞ」と、メキシコ人の知り合いから脅されていた地下鉄ですが、
特に怖い目にも遭わず、5日間通うことができました。車内に物売りや大道芸人がひっきりなしにやってきて、なかなか面白かったです。パリのように、ただ物乞いをする人は皆無で、必ず何かを売るか、見せる。
一番びっくりしたのは、若い半裸のお兄ちゃんが床に突然ガラス瓶の破片をぶちまけ、後ろから走ってきてひっくり返って、背中をその破片に着地させるという「芸」・・。現地の人は見慣れてるのか、完全無視でした。
若い男の子同士がかなり濃厚なキスシーンを繰り広げてるのも、完全無視でしたね。
おそらくパリの地下鉄を、システムごと移植したと思われるんですが、路線図はこんなイラスト入りのもの。字の読めない人が多いから、かなあ?
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