『ジュラシック・ワールド』。スピルバーグが、監督すればよかったかも・・。
久しぶりの映画ネタです。
基本的にここで感想を書くのは、よかった〜と思えるものだけにしてるんですが、今回はその決まりから外れました。それだけ期待が大きかったということなのかもしれません。あくまで個人的な感想です。アメリカでは、大ヒットしてるみたいですし。
日本に先駆けて、先週からパリで公開中の『ジュラシック・ワールド』、観てきました。
シャンゼリゼの映画館。午前中の初回上映は、誰でも料金が半額です。3Dなので、それでもひとり9,7ユーロ(約1350円)でした。平日の午前中とはいえ、1000席近い大きな館内に、客は僕らを入れて20人ほどでした。お年寄りと、失業者が大部分かと・・。
で、本編を観た感想なんですが、
もう少し演出に、メリハリがほしかったですね。観客の大部分はおそらく、以前の3部作の少なくともひとつは観てる人々だと思います。当然、ワクワク感を抱いて観始めるわけですが、なかなか映画の中に入り込めない。説明的な描写が多いし、登場人物たちのキャラクターもぼやけている。人間だけのやりとりだと、ほんの数十秒のシーンでもすごく長く感じました。
恐竜にしても、今回はラプトルが重要な役割を演じるんですが、『ジュラシックパーク』の時に感じた得体の知れない怖さ、狡猾さ、頭のよさが、全然伝わってきませんでした。
『ジュラシックパーク』を最初に観た時は、あまりの映像の迫力に、文字通り何度も映画館の椅子からのけ反ったものです。この20年でCG技術は飛躍的に進歩してるはずで、実際CG自体は大したものだと思いましたが、アドレナリンは出ませんでした。第1作の迫力はCG技術だけではなく、むしろ多くを演出の巧さに負っていたのだということが、改めてよくわかりました。
封切りと前後して、フランスのTVで三部作をリバイバルオンエアしてましたけど、特に最初の『ジュラシックパーク』は、小さい画面で、しかも筋書きはわかり切ってるのに、つい手に汗握ってしまいますもんね。
クライマックスの恐竜同士の戦い、東宝の怪獣映画みたいでした・・・。
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コメント
私も楽しみにしてる映画です。
仰せの通り前作は、
自らを劇中に置く事が出来る程の恐怖が有りました。
楽しみのひとつにはその様な部分を求めてるのだと思います。
しかし御感想を拝読し前作に劣ると予習が出来ました。
予習が出来たお陰で観た時に違う感想を持つ事が出来るかも?です。
ありがとうございました。
投稿: にほんぺんぎん | 2015年6月17日 (水) 00時52分
にほんぺんぎんさん、コメントありがとうございます。
本文にも書きましたが、あくまで個人的な感想ですので、おっしゃるようにぜひご自分で確かめてみて下さい。いろいろ文句を書きましたが、楽しい2時間でしたよ。
投稿: ムッシュ柴田 | 2015年6月17日 (水) 09時19分