大雨っ、蒸し暑っ、のマレーシア便り第2弾です〜。
今年もマレーシアは、炎熱攻撃あり、土砂降りの水攻めありの過酷さでしたが、
決勝日は、からっと晴れました。フェラーリ+ベッテルが鮮やかな勝利を挙げて、観ている方も大満足でございました。土曜、日曜の様子は、こちらの『F速ブログ』をご覧下さいませ。
世界チャンピオンよ、いくら暑いからって、それはないでしょという光景が見られますよ。
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今年もマレーシアは、炎熱攻撃あり、土砂降りの水攻めありの過酷さでしたが、
決勝日は、からっと晴れました。フェラーリ+ベッテルが鮮やかな勝利を挙げて、観ている方も大満足でございました。土曜、日曜の様子は、こちらの『F速ブログ』をご覧下さいませ。
世界チャンピオンよ、いくら暑いからって、それはないでしょという光景が見られますよ。
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今週末は、マレーシアまで出稼ぎにきております。
というわけで、「F速ブログ」を先ほどアップしました。
こちらです。
メインの話題は、事故で開幕戦を休んだマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、
元気に復帰できてよかったね、というものなんですが、
その単なる前フリであるべきフォークリフトねたの方が、インパクト大かもしれません。お楽しみ下さいませ。
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ベルサイユからパリまでは、普通に走ると15kmほど。なのであちこちの森を繋いで50kmのコースに仕立てると、
ところどころで住宅地の路地をお邪魔することにもなるわけで、走っててもちょっと変な感じでした。
このコース図でいうと、29km地点辺りですかね。
瀟洒な館の並ぶ、こんな池沿いも走りました。
身体がアップダウンに馴れたのか、想像したよりは上り坂が少ないかな〜と感じつつ、
38km地点の第2補給所に到達。眼下にパリの街並み、遠くにエッフェル塔が望めるところまでやってきました。
ここで最後の水補充。
残り12kmは、走り慣れてるサンクルー公園を下り、その先ゴールまではセーヌ沿いの平坦な舗装路です。
おお〜、遠くにエッフェル塔が。でもこのセーヌ沿いの道、横をクルマがびゅんびゅん通るし、工事中のところが多くて、けっこう走りにくかったです。ここからペースを上げるつもりだったのに、もはやスタミナ切れでした。足が前に進まない〜。
セーヌ川中洲の白鳥公園を抜け、
ビラケームの高架を過ぎれば、ゴールはもうすぐそこ。
最後は観光客や散歩の人からの応援を受けつつ、川沿いの遊歩道をよたよたと走って
ゴ〜ル。5時間41分09秒というタイムでした。
ゴール直後に据えられたモニターには、着いたばかりのランナーの名前とタイムが表示されてます。フランス人だらけの中に、日本とドイツの旗がポツンと。
娘に手を引かれて、ゴールするお父さん。いいですね〜。こういうのもトレイルならではの、なごやかな光景です。
総合順位も50代の部の順位も、中の上といったところでした。40kmまでいっしょに走った同世代のパスカルとは、最後の平坦路10kmで5分以上の差を付けられてしまいました。さすがです。
脚力とスタミナ不足を痛感したレースでしたが、大したケガもなく完走できて(足の爪は2枚ご臨終でしたが)、とりあえず満足、納得のレースでした^^
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いざベルサイユ宮殿を出ても、10kmほどはなだらかなトレイルが続きます。
おかげで1km5分台のペースでも無理せず走ることができて、おお〜、いい感じだぞ〜と思ったのもつかの間、
いきなり急斜面登場。
けっこうな上りなのが、おわかりでしょうか。さっきまで軽快に走ってたランナーたちも、さすがに歩きに切り替えです。「こういう上りの時に水や食料を補給して、タイムロスを防ぐ。転倒も防げる」という講習会の教えを守り、
まずは1個目のミニミニおにぎり。今回は、これにずいぶん助けられました。ロードレースの速さだと、走りながら咀嚼なんてとてもできないのですが、トレイルのペースなら口に含んで、お米の甘さや梅干しの酸っぱさを堪能しつつ、十分にエネルギーに変換できます。
そこからは次から次へとこういう上りに出現されて、さすがにメゲ気味。
そしたら上り切った先に緩い下りが広がっていて、思わず駆け降りて行く途中に、木の根っこにつま先が引っかかり、あっと思った瞬間には派手に転倒してました。
幸いひざ小僧をすりむいた程度で済んだんですが、起き上がろうとしたらふくらはぎが攣って、イテテテ状態。周囲を走っていたランナーたちは速攻で「大丈夫か」と手を差し伸べてくれたり、あちこちにふっ飛んだ補給食やサングラスを拾い集めてくれたり。こういう運命共同体的な感じは、ロードレースにはないうれしいところですね。
知らないうちに意識がぼんやりしてたようで、転んだおかげで逆にしゃきっとできました。しばらくして数人のグループを追い抜こうとすると、「緩い下り」とか、「すぐ先、小石!」とか頻繁に声掛けしてるのが聞こえました。
何とまあ全盲のランナーと、それをサポートする人たちでした。ロードでは何度か遭遇したことがありますが、路面の荒れ方が比較にならないトレイルを、声によるガイドと自分の足裏の感覚だけで、けっこうなスピードで走り切ってしまう凄さ。人間て、その気になればたいていのことができてしまうんですね。
そして27km地点に設けられた、待望の初補給所。
皆、水やバナナ、オレンジ、ドライフルーツ、サラミを求めて、あちこちをウロウロ。今気がついたんですが、この手前にいるオジサン、スタートからずっと僕の前後を走って、結局ゴールまでいっしょでした・・・。
細いパスタ入りのトマトスープ、おいしうございました。濃密に甘いゼリーとかを無理やり口に押し込んでると、こういうしょっぱい系がうれしいです。
その3「ゴ〜ル」に続きます。
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先週末の土曜日、『EcoTrail de Paris50km』というレースに出場しました。ベルサイユ宮殿の庭園からスタートして、パリ近郊の森を巡り、エッフェル塔まで戻って来るというコースです。
宮殿内の大運河(グラン・カナル)沿いが、スタート地点。ランナーたちは、ここまで貸し切りバスが運んでくれます。つい数日前まで初夏のような陽気だったのに、当日はどんより曇り、気温3〜4℃でした。
スタートの10時45分まで1時間以上あるので、せっせと腹ごしらえ。どんなに頑張っても6時間前後は走り続けないといけないだろうし、その間にエネルギー切れになったらアウトですからね。
コーヒーや紅茶はトイレが近くなるよ〜、ってのはわかっていながら、熱いものが飲みたい。身体がなかなか暖まらず、3杯も飲んでしまいましたよ。
他のランナーも同様だったようで、特設トイレには長蛇の列。意外にみんな、マナーを守ってました。木陰で用を足してた200年前の貴族たちより、ずっと洗練されてる!
ラン友のナタリー。僕同様、長距離トレイルはこれが初めてで、
何とまあ、バナナとかクッキーとかサンドイッチとか、どっさりバックパックに詰め込んでたのを、「キャンプにでも行くつもりかよ」と、付き添いのチエリーにどんどん減らされてました。でも気持ちは、よくわかります。
こちらが、僕の装備。これにミニミニおにぎり6ヶ、乾燥納豆、虎屋の羊羹3切れ、ナツメヤシ10ヶなどなどを加えると、それだけでもけっこうな重さです。27kmまでエイドがないので、水も最初は500ccを2本と、炭酸を抜いたコーラを1本(へばった時に、これが効くんです)。スタート直前に水は1本捨てて、結果的に正解でした。
50kmの部の参加者は、2000人ほど。ロードレースに比べると、こじんまり。そして女性は、かなり少なめでした。
10時55分、スタート!最初の1kmほどは、穴ぼこだらけの草地です。いきなり捻挫するわけにもいかず、慎重に慎重に。
冬枯れた大運河。ロードレースと違って交通規制などほとんどなく、散策する人たちは、僕らが単なるジョガーだと思ったのか、誰も声を掛けてくれませんでした
大運河の周りをぐるっと回り、地図右側のベルサイユ宮殿を遠くに望みつつ、
6km近く走ると、ようやく宮殿敷地内から外に出ます。さあ、本格的なトレイル開始です。
(続きます)
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メルボルンに向かうシンガポール航空機内で観た映画のうち、最高に面白かったのがこれでした。
『バードマン』。その後ろに、「あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡」という長い副題が付きます。予備知識も何もなく、最初はよくあるスーパーヒーローものかと見始めました。何しろ冒頭のシーンから、主人公がベッドの上に浮いてましたしね。でもそれにしてはくたびれた中年だし、ブリーフ一枚の肉体はぶよぶよだし。
そのうちこれは、かつて「バードマン」というヒーローもので売れたものの、今は落ち目の映画俳優が、ブロードウェイでの再起を賭けて、難解な芝居に挑戦するという話だとわかってきます。
「バードマン」なんて映画に出ていたことは、自分のキャリアから消してしまいたい。でも人気絶頂だった頃の自分を思い出しては、陶然としたりする。なので彼にはしょっ中、バードマンの声が聴こえるし、ニューヨークの街を飛翔したりもしてしまう。
主演のマイケル・キートンの落ちぶれぶり、ダメ親父ぶり、自己チューぶりが、すごくいいんですよね。この人、実際に20年前に、ティム・バートン監督の「バットマン」に主演していて、それが観客の脳裏にちらつくことも、作り手側は狙ってるんでしょうね。
共演陣も最高で、
特にこの、エドワード・ノートン。文字通り、映画の中で大暴れです。終盤、突然存在感がなくなってしまうのは、このままだとマイケル・キートンが食われっ放しになってしまうことを恐れた監督が、シナリオを変えたんじゃないかと勘ぐりたくなるほど(笑)、目立ちまくってます。
長回しなのに、実に躍動感あふれる映像は、「ゼロ・グラビティ」の撮影監督。そして脚本・監督のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥも、同じメキシコ人。
主役より全然カッコいい(笑)、右のオジサンです。いやはや眩いばかりのメキシコの才能を、見せつけられた映画でした。
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快晴のメルボルン。レースに向けて、まさにワクワク感が高まってる最中に、ピットから走り出したばかりのマクラーレン・ホンダの1台が、白煙を上げて止まってしまった映像が、スクリーンに大写しになりました。その瞬間の、マクラーレン・ホンダ陣営の面々の、凍りついた雰囲気・・・。マグヌッセンくん、このグリッドに来るはずだったんですけどね。
一方、ウィリアムズのボッタスは、昨日の予選後に背中の激痛を訴え、即入院。結局、レーススタート直前に欠場が決まり、片づけをする白幡メカニック(右端)も、寂しそうです。
あ、このバトンのバカ笑いは、マグヌッセンのリタイア後じゃないですよ(笑)。予選後、「とても完走できそうにない」と、弱気なコメントを発していたので、どんなに暗くなってるかと様子を見に行ったんですが、大ベテランの世界チャンピオンが、これしきのことで落ち込むわけはありませんよね。
今年も開幕戦は、ロレックスがタイトルスポンサーです。なのでグリッドガールの美女の皆さんも、
ロレックスカラーで決めてました。
この1枚は、後世歴史的なショットになるかもしれません。史上最年少17歳でF1にデビューした(そして数年後には世界チャンピオンになる?)マックス・フェルスタッペンが、グリッドに向かっているところです。
グリッドには、生シュワちゃんも来ておりました。表彰台のインタビュアーを仰せつかって、わざわざ南半球まで出向いてきたんですね。
渋くてカッコ良かったけど、このスーツにこのシューズはないでしょう・・・。表彰台は見られなかったんですが、この格好のまま上がったのかなあ。
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日本の入れ墨と西洋のタトゥ、両方の概念がどんどんかけ離れているのは知ってましたが、
これだけユニークなのは、さすがに初めて見ましたね〜。詳しくは、「F速ブログ」の方で紹介してますので、ご覧下さい(こちらです)。
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翌週から始まる怒濤の海外出稼ぎを前に、家族で芝居を観に出かけました。
トロカデロ広場に面した、シャイヨー劇場です。
演目は、野田秀樹作・演出(出演)の、『egg』。野田作品はこれまで日本で、『ロープ』とか『THE BEE』とか観て、けっこうヘビーな主題にお腹一杯になったんですが、今回は豪華キャスティングに魅かれました。 ここで芝居を観るのは、海老蔵襲名公演以来かと。林真理子が「雨の夜に着物で来ると、つるつる滑って最悪の劇場」と評した階段を下りて行くと、戦時中の満州での細菌兵器の人体実験を題材にしたりして、テーマは今回も重かったです。ホロコーストを連想させたり、ナチスの映像を挟んだりする演出は、フランス人にはけっこうきつかったかも。
でも相変わらず才気溢れる舞台で、何より深津絵里や仲村トオルや妻夫木聡が目の前数メートルで躍動してるのが観られて、ちゃんとした観劇は初体験だった娘も、メチャクチャ感動しておりました。
カーテンコール。フランス人たちがパチパチ撮ってるので、僕も恐る恐る・・。 この芝居、寺山修司の存在が重要な伏線になってるんですが、実は33年前、亡くなる直前の寺山さんが病を押してパリ公演に来た際、貧乏学生だった僕は、臨時のお抱え運転手に雇われたことがありました・・・。
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3年ほど使い続けたiPhone4Sが、近ごろバッテリーの不具合で作動しなくなることが、立て続けに起きるようになりました。
それで当然のように後継機種としてiPhone5Sか6を見てみたんですが、ものすごく高いのにビックリしました。フランスの通信会社は日本と違い、強気なのか何なのか、たとえ24ヶ月契約を結んでも、平気で500とか600ユーロという値段を請求してきます。
そして最新のiPhone6のデザインに、かなり違和感を感じていたこともあり、思い切ってAndroidoスマホに乗り換えることに。機種は迷わず、これにしました。
ソニーのXperiaZ3Compact。トレイルランニングで知り合った上村さんが、最近同じようにiPhoneから乗り換えて、楽しそうに使ってるのを見たのが、購入の決め手になりました。何より、安い。iPhone6の、ほぼ半額です。乗り換えに際して一番不安だったのは、メールやカレンダー、住所録などのデータが、スムーズに移せ、しかもその後もシームレスに同期できるかということ。結果から言うと、意外に手こずりませんでした。
もうひとつ意外だったのは、違うOSなのに違和感があまりないこと。iOSとAndroidは、ずいぶん歩み寄って、似た者同士になってる印象です。
ハードのデザインも、ほら。上はiPad Air2で下がXperiaなんですが、まるで親子のよう。ま、アップルデザインの影響から、まったく逃れられてないということなんですが。ソニー製品を購入したの、何年ぶりだろ・・・。
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ここ数日のパリは、本当にいい天気が続いてます。すでに春のような陽気で、今年は冬らしい冬がなかったような印象です。
そんな先週末、レース本番前の最後の練習会に出かけてきました。
ベルサイユ宮殿に近いビュックという町の集合場所は、こんな瀟洒な館でした。ルイ14世時代に建てられたそうで、
内部も、素敵です。そこにむさ苦しいランナーたちが押しかけ、オレンジジュースやカフェをいただきながら、簡単なミーティング。今日のテーマは、「レース終盤を、どう乗り切るか」というもの。
でもつべこべ言わずに、とにかく走り出すのが、この練習会の特長でして(笑)。
この練習会で知り合った上村さんによれば、この森の中を通る水道橋は、ベルサイユ宮殿の噴水の水を供給するために建設されたんだそうな。
身体が温まったら、冬枯れた下り坂を全速で駆け降ります。
ぬかるみに足を取られるぐらいでは、もはや動じない^^
最後は、参加者全員で記念撮影。ロードレースとはまた違った、和気あいあい感がいいですね〜。
で、僕はこの50kmトレイルに備えて、1ヶ月ほど前に新しいバックパックを購入。この講習会でもせっせと試したりしてたんですが、
翌日、仲間たちとサンマルタン運河をのんびり走ってる最中に、突然左肩のストラップがずるっと脱落。
何事かと見てみたら、
ミシンでしっかり縫ってあるはずの糸が、みごとに消えてなくなってる!
レース本番に起きなくて良かった〜と思いつつ、買った店に翌日行って、違うものと交換してもらいました。完全に、製品不良ですね。幸い店の人が僕のことを憶えててくれたこともあって、対応は最高でした。使い心地とか色とか気に入ってただけに、残念!
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スキー休暇から無事家に帰り着き、夜9時のTVニュースを観てビックリ。
われわれがスキー場から下ってきた山道に、50トン以上ある巨岩がふたつも転がり落ちてきて、道路を完全に塞いでいると。
発生時間は、午後4時ごろ。われわれが通過したのは、昼過ぎでした。「せっかくだから、午後まで滑って行こうか」と思ったりもしたんですが、道路が渋滞するだろうしと、早めに出発したのでした。あと4時間、滞在を遅らせていたらと思うと・・・。
昼過ぎには、スキーから帰るクルマで、けっこうな交通量でした。それだけにけが人が誰も出なかったのは、奇跡的です。われわれの滞在していたレ・メニュイール、そしてヨーロッパ最高地点にあるスキーリゾート、ヴァル・トランスへのアクセスは、この細い山道しかありません。
折悪しく翌土曜日は、帰る人、新たに向かう人で、大渋滞予想の日。夕方には片側が復旧したようですが、渋滞はいっこうに解消されず、予約したホテルにたどり着けずに、自治体が用意した体育館とかに泊まった人たちもいたようです。いろんなことが、ありますね〜。
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