インストラクターを、外観で判断しちゃいけません!
アルプスは滞在3日目にして、ようやく青空が広がりました。そうなると、滑りたくて皆ウズウズするようで、
宿のすぐ下のゴンドラ乗り場は、朝9時過ぎには長蛇の列になっておりました。
列の中に、ピカチュウボーダー発見!「撮っていい?」と訊いたら、無言でうなずくのみ。ずいぶん、無愛想なピカチュウでした。それにしても最近は、着ぐるみで滑る若者が、あちこちで目に付きます。
そのほとんどは、ボーダーですね。理由は、わかりませんが。
さて今回は、インストラクターから3日間ほど、個人レッスンを受けることにしました。娘はスキーが、だんだんイヤになってる感じ。それでとにかく、楽しさを思い出してほしいと。
で、申し込んでみると、一人も二人も同じ料金とのことなので、何ちゃってパラレルをなかなか脱することができない父親も、ついでに受講することにしました。
出て来た先生は、雪焼けの顔に無精ヒゲが浮く、むさ苦しいおじさんでした。リフトで移動中に、平気でタバコを吸ったりするし。ところがレッスン自体は、実に理路整然とした教え方で、二人の遅々とした進歩にも辛抱強く付き合ってくれる。おまけに模範演技がうっとりするほどの美しさなので、こちらも少しでも追い付きたい気持ちになります。
肩の力みは、だいぶ抜けてきたかも。娘は父親より、はるかに上手になりました。
レッスン最終日も超快晴でしたが、なぜかスキー客が少なく、山の上はわれわれだけの完全貸し切り状態。そこで思う存分滑ったこともあって、二人ともずいぶん上達できました。あ、この後ろは、コース外。さすがにここを滑り降りられるほど、うまくなったわけじゃないですよ。
フィリップは、スキー教師歴25年。彼が担当してくれて、ほんとによかった。僕とはほぼ同世代で、ラリーが大好きということもあって、リフトの上ではオジサン話にもずいぶん花が咲いたのでした。
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