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2015年1月

2015年1月27日 (火)

ロンドンのオペラハウスで、コスプレ三昧・・・

ロンドン滞在2日目は、ユーロスター出発前の空き時間を利用して、コベントガーデンに出かけました。

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ロンドン有数の、賑やかな界隈です。かつては市場が置かれていたそうで、だからなのかパリのレ・アール、ポンピドー辺りと、何となく似通った雰囲気でした。そういえば、『マイ・フェア・レディ』で、イライザが花売ってるのも、ここですよね。

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広場の一角にある、ロイヤル・オペラハウス。驚くほど、威圧感のない入り口です。

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内部にしても、市場の建物の一部のよう。この日は家族向けのいろんなイベント満載の、「ファミリーサンデー」を開催してまして、たとえばエントランスホールでは、子供たちを集めて現役オペラ歌手の生声を聴かせたり。

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この人、新進気鋭のロシア人バリトン歌手なんだそうで(名前、忘れました・・)、カルメンのアリアを熱唱してたんですが、

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子供たちが好き勝手やり放題なもので、最後は苦笑いしてました。

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階上は、特設衣装室。オペラに使用されたコスチュームが、何百着も並んでいて、それがすべて試し放題なんですよ。

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もちろん子供たちも、

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大喜びでいろんな衣装を、取っ換え引っ換え着てましたが、

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それ以上に大人が夢中だったかも。

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かくいう私めも・・、

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すっかり、のめり込んでしまったのでした(爆  


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2015年1月25日 (日)

シャーロック・ホームズ博物館の正しい並び方

この週末、ロンドンまで2泊2日で出かけてきました(金曜夜→日曜夜)。用事自体は土曜日の昼に早々に済んだので、

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午後イチで、こちらへ。ベイカー・ストリートです。

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といえばやっぱり、シャーロック・ホームズですよね。地下鉄ベイカー・ストリート駅の真ん前には、ホームズの銅像が建ってます。像だけ見ると、孤高の雰囲気が漂ってるんですが・・・

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周りには観光客がわさわさ。どうやら待ち合わせ場所に使ってるようで、完全にロンドンのハチ公になってました。

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そこから歩いて数分。221番地Bにあるホームズの住居兼探偵事務所が、この日の目当てでした。入り口にはちょっとイケメンのロンドン市警官(の扮装をした従業員)。入場者の整理をしつつ、気軽に記念撮影に応じてくれます。

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冬場の今はこの程度の行列で、15分ほど寒さに震えただけで入場できました。

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でも実はここに並ぶ前に、この警官の左側にあるショップで、入場券を買っておかないといけないんです。夏などは100m以上の長蛇の列が出来るそうで、それを知らずに延々と並んだあげく、入り口で「入場券を買って並び直しなさい」と言われて、逆上した観光客がたくさんいるそうな。

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そのあげくに係員を撃ち殺した場面が、館内でろう人形として展示されてる(ウソです)。しかしこれまで何千何万人と文句を言う人がいただろうに、「事前にチケットを購入して下さい」などの表示が、いっさい出ていない。面白い国民性です。

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内部は、2階が有名なサロン。ドラマや映画で見慣れた部屋よりは、ずっと狭い印象でした。「小説の記述を基に、忠実に再現した」そうなので、こちらが正しいんでしょうが。

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「シャーロックが当時暮らしていたままを、保存してるんですか」と、観光客の一人が尋ねてましたけど、そう訊きたくなるくらい内部の調度はリアルです(笑)。

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愛用のおまるまである!

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いきなり肩を組まれ、迷惑そうな名探偵。

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捜査を依頼した後は、地下鉄駅の真向かいにあるシャーロック・ホームズバーで、遅めの昼食を取りました。雰囲気はいい感じだし、特大フィッシュ&チップスも悪くない。でもひき肉しか入ってないぱさぱさのハンバーガーは、注文しない方がよろしいかと・・。

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ショップでは見るだけのつもりだったのに、ついフラフラとこれを買ってしまいました。舞台を現代に設定した人気シリーズ『シャーロック』の、シーズン2第1話『ベルグレビアの醜聞』で、事件解決の鍵を握る言葉。それを基にしたマグカップです(ここまで言うと、ネタバレ?)。ファン心のくすぐり方が、つくづくうまいな〜。

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ドラマ自体、ものすごくレベルの高い面白さなのですが、主演俳優ベネディクト・カンバーバッチがとにかくかっこいい!

 


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2015年1月22日 (木)

フランス風カレーパン!?

モンマルトルへのランニングのついでに、寄って行くのがすっかり習慣になってしまったパン屋さん「ゴントラン・シェリエ」。

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サクレクール寺院に向かう急坂の途中にあって、一息付くのにちょうどいいんですよね。

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ガラス窓越しに中を覗くと、イケメン店主のポートレイトが飾ってあります(生ゴントランに遭遇したことは、ありません・・・)。彼は日本進出にずいぶん熱心なようで、パリには2店しかないのに、東京にはすでに4店!このパン屋さんの特長は、伝統的なフランスのパン屋なら絶対にしないようなことに、果敢に挑戦することでしょうか。

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たとえば、このカレーパン。といっても日本のカレーパンのように、中にカレーが入ってるわけじゃなく、パン・ド・カンパーニュのカレー風味です。レジで試食してみて、すごく美味しかったので、買って走って帰りました。家でちゃんと食べてみると、かなりカレーの風味強し。コンテとか、ハード系のチーズを載せると、いっそうおいしかったです。ただカレー含有量がけっこう多いからか、お腹にズシンと来ますね。

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それでその次は、もう少しフツウの、プルーンとヘイゼルナッツ、干しぶどうの入ったパンを試してみました。こちらは軽く焼いてから、マスカルポーネとかをどっさり塗り付けて頬張ると、最高でした。

とにかく店に入ると、おいしそうなパンばかりで目移りしてしまいます。次回はオーソドックスに、クロワッサン行ってみようかな。



 

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2015年1月19日 (月)

トレイル上り坂は、ヒゲダンスの要領・・ですか?

先週末、トレイル講習会に初参加してきました。3月末に行われるエコトレイル出走者は、無料でトレイルランニングのノウハウを教えてくれる、ありがたいイベントです。

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まだ薄暗い朝8時半に、パリ郊外ムードンの森入口のスポーツセンターに集合。講習会が実際に始まるのは9時なので、それまで参加者はろくに来ないだろうと思ってたら、8時半過ぎでもう熱気ムンムン。「時間厳守」という言葉が辞書にないフランス人でも、好きなことは別なんですね〜。驚いた。

毎回テーマ別に行われる講習会。この日は。「栄養」でした。レース中、補給食や水を、どれくらいの頻度でどう摂るかを、教えてくれるわけです。最初は座学なのかと思ってノンビリ構えてたら、

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軽いウォームアップのあと、いきなり山に向かって走り出しました!年明けのパリはずっと雨模様で、この日も雨こそ降ってないものの、路面はしっかりぬかるんでる、絶好の(笑)トレイルコンディション。

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30分ほどかけて小高い丘の上に到達したところで、ようやく講義開始。でもそれもそこそこに、すぐにラン再開。総勢50人ほどが3グループに分かれ、各グループに4人ずつのコーチが付いて、彼らが走りながらアドバイスをくれたり、こちらの質問に懇切丁寧に答えてくれたり。

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僕がかねがね疑問に思ってたのは、キャメルバックの残量をどうやって知るか、でした。「いろいろやり方はあるけど、自宅で一口か二口吸ってみて、それを計量カップに吐き出してみるのが、一番確実かな」とのことでした。なるほど。

(後述)そしてランニングウォッチで15分ごとにアラームを設定すれば、忘れずに水分補給できるし、簡単に残量計算ができると。

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それにしてもコーチの上り坂の駆け上がり方を見てると、ものすごく歩幅が狭い。もうほとんど、ちょこまか走り。でもそれが、最も効率的みたいです。ま、僕の申請した50kmレースでは、「上り坂はほとんど歩くつもりで行かないと、持たないよ」と言われたし、実際そうなんでしょうね。

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最後は数100mの上り→平坦→下り(丸太越えあり)のコースを、ペースを変えながら4周。「どこで補給するのが最も効率的で、最も事故の危険が少ないか」を、身体で覚えさせられたのでした。

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楽しかったし、実践的で勉強になった〜。次回も、参加しようっと。

Th_p1280531ひとつだけ困るのは、シューズが思いっきり泥だらけになって、とても家の中に持ち込めないことですかね。この靴、下ろしたてだったのにな・・・。

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2015年1月18日 (日)

マレ地区の肉料理の店。この晩は、たまたま・・・?

土曜日の夜は、ランニング仲間とマレ地区にある肉料理の店へ。

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いつもお世話になってるパリの情報誌「オブニー」で、こんな美味しそうな写真を見せられては、行くしかありません。(レビューは、こちらです)

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マレといっても、もうレピュブリック広場のすぐ近く。注意しないと見過ごしてしまいそうな地味な外観です。

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肉を焼く煙がもうもうと立ちこめてるような、ワイルドな店内を勝手に想像していたんですが、実際にはずっとこ洒落た雰囲気でした。

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席に付くと、まずワインリストが出てきました。フランス各地数十種類の赤ワインがずらっと並んでるのに対して、白ワインはたった3種類!やっぱり肉のレストランなんだと、改めて思った次第。

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でもとりあえずは白からと、シャルドネで乾杯。右のモルゴンのマグナム瓶には、水が入ってます。

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白をチビチビやりながらメニューを眺め、

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前菜はビュラータというモッツァレラのようなチーズと、ルッコラのサラダにしました。お皿に四隅の散らされた松の実とバジルが、額縁のよう。

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そしてメインには、アルゼンチン産のリブステーキ。

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赤ワインはボルドーとコート・ド・ローヌを、皆でわけ合って。

で、肝心の肉料理ですが、ちょっと焼き過ぎだったのが残念でした。焼き加減をミディアムレアと告げた際、「それが最高の選択ですよ」とにっこり微笑んでくれたので、焼き方にはこだわってると思ったんですが・・。雰囲気もいいし、店の人の応対もすごく気持ちのいいものだったし、かなり予約の取れにくい店のようなので、この晩だけ何か不具合があったのかも・・・(?)。

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2015年1月16日 (金)

虎屋のガレット!!

今日はどんより曇り空の下、モンマルトルの丘まで走りに行ったんですが、

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サクレクール寺院への坂道も、ほとんど心ここにあらず状態。帰路は、ショートカットしてしまいました。というのも一刻も早く・・・

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虎屋に行きたかったから。ガレットを売ってるのは、世界中の虎屋でもここパリ店のみ。すごくおいしいし、フェーヴも個性的。しかも昼過ぎには売り切れてしまうという話でしたので、急いだわけです。

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汗だくで店に飛び込むと、ショーケースの中で和菓子と並んで鎮座しておりました。

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大事に大事に、揺らさないようにゆっくり走って帰って参りました。この虎の紋所が、目に入らぬか。

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いかにもひとつひとつ丁寧に焼き上げてる感が、外観を眺めるだけで伝わってきます。

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中味は柚子風味のアーモンドのあんこと、漉し餡の二重構造。上に見えてる白っぽい部分が、アーモンドあんこですね。個人的には、かなりツボにはまる味でした。そして、このフェーヴ。毎年、虎屋の和菓子をモデルにしてるそうなんですが、

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今年は、「木花文庫」(このはなぶんこ)という和菓子を模してます。フェーヴの師匠に倣って、本物も買ってみました。今年これまでのフェーヴの中では、一番気に入ったかも。値段的にもさすがに虎屋で、そうしょっちゅうは買えませんが、老舗の底力を感じましてございます。

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2015年1月15日 (木)

マルセイユ駅裏だったら、暮らせるかも・・・^^

デコタンへのインタビューも無事に終わり、

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マルセイユ・サンシャルル駅まで戻って来たのは、そろそろ日が暮れようという頃でした。パリ行きTGVの出発までは、まだ1時間以上あります。

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町の象徴ノートルダム教会も、もうすっかりライトアップされてました。でもまだ、午後5時を過ぎたところ。お腹はすっかりぺこぺこなんですが、当然レストランは開いてない。駅構内のマックは昼に食べたばかりだし、できれば避けたい。日本だったら立ち食い蕎麦とか牛丼屋とか、いくらでもあるのにな〜とうらめしく思いつつ、駅の周りをブラブラ散歩することにしました。

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何しろ海の向こうは、アルジェリアですからね。路地裏に入って行くと、どんどんカスバっぽい雰囲気になって行きます。

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この辺りはもう完全に、アラブ人街です。食堂が何軒も並んでて、しかもみんな開いてる!暗いのでよく見えませんが、左のカフェはCafe de la Paix「カフェ・ド・ラ・ペ」を名乗ってましたよ。パリオペラ座横の超高級カフェと、姉妹店かも^^

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あちこち見たあげくに、この店に入ることに。中を覗いたら、店主がにこっと笑いかけてくれたのと、

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奥に並んでる料理が、あまりにおいしそうだったから!

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中は、こんな感じです。いうまでもなく、男性のみ。アルジェリアのTVなのか、アラブ語放送をみんな眺めてました。「鶏にするかい、羊がいいかい?」と訊かれ、

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羊の煮込みにしました。付け合わせも頼もうとしたら、「いっしょに付いてくるから」と、人参、ジャガイモ、ピーマンなんぞがどさっと盛られてきました。右の皿に鎮座してるのは、巨大シシトウです。これを少しずつ齧りながら煮込みを食べると、いっそう風味豊か。これでアルジェリアのグラスワインでもあれば最高だったんですが、アルコールっ気はいっさいありませんでした。

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でも食後に甘〜いミントティも出てきて、大満足。大満腹。「いくらですか」と訊ねると、なんと全部で4ユーロ(約560円)。フランスの外食としては、驚異的な安さです。店を出てから、通りすがりの八百屋で買ったザクロは、50サンチーム(約70円)だったし。みんなニコニコ人懐っこいし、この界隈なら暮らせるかも・・・。

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2015年1月14日 (水)

老エンジニアに、会いに行く。

テロ事件、それに続く100万人規模のデモが終わったばかりのパリは、まだザワザワとしています。アメリカ系の学校は、今週になってからも休校しましたしね。そんな中、TGVで南仏に日帰り出張してきました。

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朝8時のパリ・リヨン駅は、意外なほど閑散としてます。

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自動小銃を構えた警備兵の姿もほとんど見当たらず、

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列車に乗り込む際も、各車両の入り口でチケットを確認するだけ。荷物検査はなく、爆弾でも何でも持ち込み放題でした。まだ飛行機の方が、安全かも。こうなると、腹をくくるしかないですね。

幸い何事もなく、3時間半後にはマルセイユ着。

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構内に置かれた「弾くのは、あなた!」と書かれたピアノで、おそらくフランス人だと思うのですが、10代とおぼしき若い女性が「風の谷のナウシカ」の主題曲を弾いてました。日本人としては、やはりちょっとうれしかったです。

そこから在来線に乗り換えて、海辺の保養地バンドールに向かいます。

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糸杉とローマ松と、独特の落ち着いた色合いの丸瓦屋根と白い壁。紛れもなく、プロヴァンスだ〜。

今回の目的は、かつてルマンやF1で活躍したエンジニアに、昔話をしてもらうことでした。

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小高い丘の上の一軒家。

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テラスからは、地中海が望めます。

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アンドレ・ド・コルタンツ。日本での通称は、デコタン。トヨタのルマンやF1マシンの開発責任者でした。

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この家を訪れたのは、2001年以来14年ぶり。でもお世辞抜きで、夫婦揃って全然変わってないので、びっくりしてしまいました。もう70歳を、はるかに過ぎてるんですけどね。今でも、すごくエネルギッシュ。

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同行したカメラマンのジャン・フランソワにたっぷり写真を撮ってもらい、

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僕もサロンで、1時間半近く話を聴かせてもらいました。「今だから話そう」的な打ち明け話はそれほどなかったですが、自分がずっとやって来たことをとにかく楽しそうに語ってくれて、さらに決して唯我独尊に陥らず、本当に頭の柔らかい人なんだな〜と思いました。おかげで聴いてるこちらも、すっかり楽しい気分になったのでした。


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2015年1月11日 (日)

フェーヴコレクターたちのディープな世界を、こわごわ覗く。

Th_p1140015フランスを震撼させた一連のテロ事件は、ひとまず解決しました。でもパリ市内はまだ、騒然とした雰囲気。警察署前の警官たちは、襲撃に備えて防弾チョッキを着用しています。

そんな時にノー天気に(そんな時だからこそ?)、友人たちとのんびりジョギングに出かけました。

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パリの南側を走るトラムに沿って、ぐるっとポルト・ド・シャラントンまで。この地図だと、13km地点の辺りですね。ちなみにそこから10分も走れば、立てこもり事件のあったポルト・ド・ヴァンセンヌです。

そこまで何しに行ったかといえば、フェーヴの見本市を見にいったのでした。

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こじんまりとした会場で、来場者も出展者も平均年齢はかなり高いのですが、入った途端にある種の熱気を感じました。

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各ブースに何百何千のフェーヴが並べられ、

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コレクターたちがひとつひとつ、丹念に見て回ってます。僕も会場を回る間になんとなくわかったんですが、ブースごとにかなり内容が違うのですね。フェーヴの造り手にも有名な作者、工房があって、そういうもの中心に展示してたり、あるいは有名パティスリーのものを出してたり、

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シャンペンのアルミキャップも、無数に並んでました。

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こちらはラデュレの、最近のものですね。上にあるクリスチアン・ラクロワシリーズは僕もひとつだけ持っているんですが、セットだと100ユーロ。ところがその下の二つは、各200ユーロ(!)。箱がやわくて、オリジナルの箱入りは珍しいという理由でした。もうほとんど、「なんでも鑑定団」の世界です。

今回連れて来てもらった友人はこのサロンの常連で、出展者の方からひっきりなしに挨拶されてました。おそらく日本人としては、屈指のコレクターなんじゃないかな。

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分厚いノートを見せてもらうと、膨大なフェーヴシリーズの自作カタログでした。すでに入手したものにはX印が付けられ、それ以外の作品を、目の前に並ぶ現物とひとつひとつ照合して行く。すごい情熱です・・。

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彼女が特に親しくしているのが、このご夫婦。フェーヴ研究家として何冊も著作のある、この世界では著名なコレクターカップルです。しかも二人揃って、トレイルランナーでもある!こちらの繰り出す幼稚な質問にも、実に懇切丁寧に答えてくれました。

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実はフェーヴの発祥は、19世紀末のドイツなんだそうです。より正確には素朴に彩色された小さな陶製の人形を作っていて、それを見たフランスのパン屋が、ガレットの中に入れるアイデアを思いついたんだそうな。

そんな説明を聞くうちに、古いフェーヴをふたつ、ついつい購入してしまいました。

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右が第一次大戦前にドイツで作られたアヒル(?)。左は1920年ー40年代のリモージュ製の赤ん坊。この時代のフランスのフェーヴは無彩色が基本で、こんな風に顔が描かれているのは比較的珍しいとのことでした。とはいえ、ひとつ5ユーロです。さっきのラデュレの法外な値段に比べれば、100年の歴史を700円で買えるのですから、安いものです。

見本市を出てから、走って5分ほどの例のクグロフ屋さんへ。

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クグロフと小ぶりのガレットを買って、自転車で帰りました。

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幸運をもたらす蹄鉄が出てきましたよ。

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2015年1月 9日 (金)

あのテロ事件から2日が経って・・・

風刺新聞『シャルリーエブド』の襲撃テロから、丸2日が経ちました。

昨晩8時には、犠牲者への追悼でエッフェル塔の明かりが消えました。

犯人は依然として、捕まっていません。昨日の朝には別のテロも起き、26歳の婦人警官が殺されました。娘の通うカトリック系の学校も含め、パリ市内の学校はすべて校外行事を中止。さらに今日になって、インターナショナルスクールは休校を決めました。

そんな中、連帯と寛容を呼び掛け、テロへの恐怖に負けるなと、人々が自然発生的に集まってます。その象徴となっているのが、この言葉です。

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ジュ・スイ・シャルリ「私は、シャルリ」。いろんな言語に翻訳されて、世界中に広まりつつあるようです(日本語は、まだ見当たりませんが)。

人々がここまで強い反応を示したのは、標的となったのが言論の自由の象徴というべき新聞社だったから。そしてイスラム教を風刺したことに、殺害というテロ行為で応えたことへの憤りです。

では実際に、どんな風刺だったのかというと、たとえばこれ。

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原理主義者たちの残虐行為に、預言者モハメットが「こんなバカどもに愛されて・・」と、嘆き悲しんでいる。

あるいは、

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テロリストたちから脅迫を受けた直後の表紙。シャルリーエブドの編集者がイスラム教徒とディープキスを交わす「愛は、憎しみより強し」。

彼らはイスラム教に限らず、あらゆる宗教の非寛容さに敏感でした。

Oveiled570ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖職者たちが、「シャルリーエブドに布を被せてしまえ」と怒ってるの図。

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邦題『最強の二人』という映画が大ヒットした時には、ユダヤ教徒とイスラム教徒に主人公たちを置き換えて。

どうしてこの程度の風刺画で、殺されなければならなかったのか。

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事件翌日に有名な漫画家Zepが発表した追悼の作品。シャルリーエブドを読む神様が、「カビュ?おいおい、ここに来るのはまだ早過ぎるだろう」と嘆いている。カビュやボランスキーには、フランスに来て以来ずっと楽しませてもらってました。

合掌。

 

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2015年1月 7日 (水)

長い長いリハビリでした

曇り空の下、セーヌ沿いを25km走ってきました。

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これだけの距離をこなしたのは、昨年9月のメドックマラソン以来、ほぼ4ヶ月ぶりになります。アキレス腱炎が、予想以上に長引きました。今も完全には痛みが引かず、8割程度の回復という感じ。ペース的にも、キロ6分が精いっぱいでした。ま、焦らず、ボチボチやって行きますhappy01

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2015年1月 5日 (月)

レストラン・シャルチエChartierで、懐かしさに浸る・・・

パリ10区ポワソニエール界隈に美味しいビストロがあると聞いて、いそいそと出かけたのですが、残念ながら臨時休業でした(涙)。仕方がないのでその辺りをぶらぶら歩き回り、そろそろ凍えそうになった頃に、懐かしい看板を発見。

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1896年、日本でいうと明治29年創業のレストラン、ブイヨン・シャルチエです。

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パリの下町の雰囲気濃厚な表通りから、小さな中庭へ抜けて、

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レストランの入り口にたどり着きます。こじんまりとした店に見えますが、

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中はこんな感じです。昼1時を過ぎても客の波が途切れないのは、昔と同じ。

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貧乏学生だった30年以上前、ここで年に一、二度、夕食を食べるのが何よりの楽しみでした。雰囲気は重厚ですが、とにかく信じられないほど安いのですよ。

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メニューを撮り忘れたので、ネット上から2012年のを拝借しました。3年前ですが、ほとんど値段は変わってません。スープ1ユーロ!昔と同様、ジャガイモを裏ごししただけの、コンソメスープではありますが。

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いきなり相席にさせられるのも、昔と同じです。

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テーブルに敷いた白い紙に、ギャルソンが注文をさらさらと書きつけるやり方も変わってません。注文したのはアンドゥイエット(牛の内臓の腸詰め)と、シュークルート。十分に美味しかったし、ワインも250ccで4ユーロのボルドーでしたが、意外にいけました。でも30年前の感激が甦らないのは、自分の味覚がすっかり奢ってしまったからなんでしょうね・・。

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2015年1月 4日 (日)

Sadaharu Aoki、さすがです。

雨の中、出かけていた嫁が、帰りにSadaharu Aokiのガレットを買って来ました。

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パイ生地もアーモンドクリームのあんこも丁寧な仕事ぶりが感じられ、とても好感の持てる味でした。フェーヴも毎年、センスがいい。

Th_p1280309今年はジャムの瓶です。

一方、娘はPaulに寄って、フェーヴのセットだけ買って来ました。

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フランスの伝統的なラッキーアイテムをあしらってます。左上から時計回りに、流れ星、蹄鉄、四つ葉のクローバー、てんとう虫。

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有名どころのフェーヴセットが、ちょっと手が届かないほど高価になっている中、常識的な値段に留めているPaulは偉い!

 


 

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2015年1月 2日 (金)

今年のラデュレ、ちょっとビミョ〜かも

今や日本でも、ガレット・デ・ロワは正月行事に組み込まれつつあるようですね。本家のフランスでも過熱気味で、本来1月6日の公現祭(エピファニー)を祝うケーキなんですが、もう何年も前から元日から売り出してます。

うちは二日に、とりあえずラデュレに直行。店内は相変わらず激混みでしたが、ほとんどの客はマカロン目当ての外国人旅行者でしたね〜。で、今年のフェーヴは、これでした。

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「愛らしい猫のフェーヴ」という文句に釣られて、箱入りを買ってしまったんですが、

Th_p1280216接近して見ると、けっこうブキミかも(笑)。猫好きの人には、これでもかわいいのだろ〜か。

ラデュレではフェーヴだけにして、ガレットはこちらで購入しました。

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ジェラール・ミュロの定番、ハート型ですね。形が愛らしいだけでなく、ピスタチオとフランボワーズのあんこもおいしく、うちではいつも人気のガレットです。

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今年のフェーヴは、「幸運を喚ぶお守り」なんだそうな。来るかな、幸運?

 

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2015年1月 1日 (木)

あけまして、おめでとうございます。

今年もよろしく、お願いします。ひつじ年、いったいどんな年になるんでしょうね。

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元旦は8時過ぎに起き出し、お雑煮を作りました。

お屠蘇は、これ。いただきものの新潟の吟醸酒でした。

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お猪口は、昔京都で買った鳥獣戯画を模したもの。

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午後はセーヌ沿いから、バスチーユ広場まで往復。ちょうど10マイルの走り初めでした。お腹ぺこぺこで帰った頃には、ぐつぐつ煮込んでいた豚の角煮も出来上がり、

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レジスおじさんのヴォルネイ2009年で乾杯しました。今年が皆さんにとって、いい年でありますように^^

 

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