今年1年、お世話になりました。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
この辺りは、名だたるアルザスワインの産地。リクビル村も周りを葡萄畑に囲まれてます。
路地から向こうを覗くと、葡萄畑の壁がそびえてます。すごい傾斜。
畑を上って村を見下ろすと、こんな感じ。ドイツ・モーゼル地方ほどではないですが、けっこうな勾配です。当然、機械は入れないだろうし、ほとんどが手作業なんでしょうね〜。
滞在2日目の朝は、その葡萄畑を縫って、隣村まで往復。アップダウンの連続で、なかなか楽しいジョギングでした。
お腹ぺこぺこでリクビル村に戻り、シャワーも浴びずにカフェに直行。アルザス名物のクグロフにかぶりつきました。
実は今回、9年前に朝ご飯を食べた同じカフェに行くつもりにしていて、カフェはすぐに見つけたのですが、
勇んで中に入って行ったら、残念ながらパン屋さんになっており、違う店に行ったのでした。
9年前の朝食写真。同じポーズで撮ろうと思ったのに、残念!
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
アルザス・リクビル(Riquewihr)村に、9年ぶりに出かけました。
宮崎駿監督が『ハウルの動く城』製作の際にロケハンしたといわれる、風情のある村です(実際に主なモデルになったのは、リクビルからほど近いコルマールだったそうですが)。
ホテルは奇跡的に、村のど真ん中に取れました。細い路地に面した、閑静な宿でした。
そこから50歩も歩くと、目抜き通りは観光客で大賑わいでしたけど。
歩き回ったら小腹が空いたので、屋台へ直行。
熱々のシュークルート(酢漬けキャベツとソーセージの煮込み)。見た目はちと難ありですが、おいしかった〜。これで5ユーロ(約700円)は、安い!
それをハフハフと頬張りつつ、
村外れのクリスマス市へ。あちこちを冷やかした末に、
この店で、コウノトリが2羽くっついたキーフックを購入。壁に固定して、本来はカギなんかを引っかけておくんですが、ランニングのメダル掛けにいいかと。
ついでにヴァンショー(ホットワイン)を買って市場を振り返ったら、三日月が冴え冴えと光っておりました。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
つい先日、この本を読みました。
ソニー本社からまったく畑違いの映画スタジオに出向し、見事に建て直した日本人経営者の奮闘記です。ふだんビジネス書にはとんと縁がないのですが、これは実に面白かった。ハリウッドの舞台裏ものぞけるし、何より登場人物たちが、筆者も含めて実に魅力的でした。映画に賭ける情熱が、とにかく熱い。
それだけに今回のソニーピクチャーズの上映取り止め決定は、ちょっとショックでした。
さらにショックだったのは、ソニー本社の平井社長が描写の変更を制作側に指示していたという報道。
事実とすれば、唖然です。平井社長がこの本を読んでいたら、決してこんな仕打ちはできなかったと思うんですが。表現の自由への不可侵の思い、テロへの断固たる強い気持ち、映画に対する愛。そのすべてが、この人には欠けてるんでしょうね。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
少し前の話になりますが、年末恒例パリ・ワイン市にでかけてきました。
今回の個人的テーマは、「好コストパフォーマンス」。要は、安くてうまいワインを探そうということです。
と言いながらも、嫁はお約束のフォアグラサンドイッチを食しただけでは足りずに、
今年から新設された牡蠣バーにぴゅーんと飛んで行き、
僕があちこちのブースからせっせと運ぶピュイイ・ヒュメやらソーテルヌやらをやりつつ、生牡蠣を堪能しておりました。
幸か不幸か、僕は牡蠣がなくては生きて行けないほどではなく、
代わりにピレネー産チーズをあれこれ試食して、青カビ羊チーズをしこたま買い込みました。
空腹も癒えたので、試飲続行!「好コストパフォーマンス」というテーマでもあり、「白」「10ユーロ以下」という条件を、自らに課しました。で購入したのが、以下の2銘柄です。
上のケースが、Duché d'Uzès「デュシェ・デュゼス」という早口言葉みたいな名前の、未知のAOCのDeleuze-Rochetin「ドゥルーズ・ロシュタン」という2012年の白。
ローヌ渓谷の、新しいAOCのようです。試飲した瞬間に、速攻で決めました。ご夫婦の真摯な人柄も、好感度高し。こういうのも、けっこう購入の決め手になりますよね。
下のケースは、ロワールの白。Menetou-Salon「ムヌトゥ・サロン」というAOCも、僕は知りませんでした。
最初のは重厚、こちらは清冽な感じ。今夜のつくね鍋には、ロワールを合わせようかな^^
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
先日、パリ市内の音楽学校のバイオリン発表会に行って来ました。
大学の階段教室のような、こぢんまりとしたホール。パイプオルガンが正面にドンと控えてるところは、いかにもです。
日本で言うと、中高校生に当たる少年少女たちが研鑽を積む学校です。
ビジュアルに耐える生徒、多し。
そしてもちろん、上手。勉強の成果を披露する場だからなのか、ことさら難曲を選んで弾いてる子ばかりでしたね。
目まぐるしい弓使いを見ていると、ほとんど格闘技のような印象さえ受けます。
そんな中、最後に出てきた日本人の少女。まだ14歳の彼女は、先輩たちに比べるとひときわ小柄で、はかなげに見えました。ところがいったん弾き始めると、その音色の何と深みのあることか。音の厚みも凄くて、あの身体のどこから、こんな迫力が出てくるのかと、ただただ圧倒。かなり難易度の高い曲を、弾き急ぐ様子も見せず、実に優雅に演奏してました。
この日の聴衆は、大部分が自分の子供の演奏を聴きに来た親族かその友人たちと思われますが、ひときわ大きく長い拍手と、他の生徒の時にはなかった喝采が、少女の演奏に送られてました。
日本人の若き才能が世界に羽ばたこうとしているのを見るのは、気持ちのいいものです^^
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
フランスの象徴マリアンヌのロゴの付いた郵便が届くと、少しドキッとします。
これですね。多くの場合、お上からの税金の督促状とか、罰金の支払い通知だからです。今回は、後者でした・・。
先日、ベルサイユまでランニングで出かけて(こちらです)、ハンバーガーを食して、帰りに電気自動車オートリブを使った時に、スピード違反してしまったみたい。
詳細を読むと、オートリブのステーションからベルサイユ市内に向かう途中でした。制限時速50km/hのところを、6km/hオーバー。メーター読みは誤差が大きいので、おそらく60km/hぐらい出してたんでしょうね。
それは認めるにしても、罰金が何と90ユーロ(!)。円安なので、14000円近くになります。マイリりました・・・。化石燃料車で走ってる時は、ガソリンが高いこともあって絶対に飛ばさないのに、電気自動車だとついスロットルに力が・・。でも6km/hなんだけどな〜(しつこい?)
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
パリは毎日、どんより天気です。「朝の気温3℃、午後の最高気温3℃。終日曇り」という、典型的なパリの冬が、ようやくやって来ました。
もちろん晴れてるに越したことはないですが、少し寒いぐらいの方がランニングは快適です。いつものようにセーヌ川沿いを走っていると、ポンヌフを渡ったところで騎馬隊に遭遇しました。かなり長い列。50頭以上は、いたようです。
そしてオルセー美術館を過ぎた辺りでは、
漫画家谷口ジローの、かなり目を引く広告が出てました。「伝説の日本人漫画家による、ルーブルの謎」。すごいキャッチコピーです。
僕には、TVドラマ『孤独のグルメ』の原作画を描いた人、ぐらいの認識しかなかったんですが(註)、フランスではすごく高い評価を受けてるらしいです。何しろウィキペディアでは、日本語版よりフランス語版の方が記述が詳細なほどです。
毎年1月に開催されるアングレーム国際漫画祭でも、次回は大々的に特集されるようです(こちら)。
特集のタイトルは、『夢見る人』。ふ〜ん、そうなんだ。読んでみようかな。
(註)当初は「原作者」と書いてたんですが、原作は久住昌之さんですよね。毎回、ドラマに登場してたのに、うっかりしてました。
| 固定リンク
| コメント (3)
| トラックバック (0)
パリは12月に入ってから、どんより天気が続いてます。今日は、最高気温が4℃ほど・・。こういう時には、身体の芯から暖まるワインが飲みたくなるものです。
ワインセラーをガサゴソやってたら、もうとっくに飲み尽くしたと思ってたヴーヴレイを発掘。ロワールの甘口ワインです。10年以上経って、いい感じにヒネてました。
今年のシーズン終了記念は、レストランに行くのは控えて、自宅でささやかに乾杯。
80年代のボルドーでは悪くない年とはいえ、さすがに最盛期を過ぎてるかと思いきや、驚くほどの若々しさでした。繊細さと同時に芯の強さも感じさせ、メインに焼いたリブロースのステーキとの相性も抜群。おいしいワインはついグラスが進むものですが、今回は特にボトルが空くのが速かった・・。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント