Qちゃんと､走った！ーメドックマラソン初参戦記その1ー

メドックマラソン当日の朝。

ランナーや応援の人たちが､ぞろぞろとスタート地点に向かいます。1万人の枠に､応募4万人！今思えば､よく参加できたものだと。自分が出るわけでもないのに､朝早くからパソコンとにらめっこで応募を手伝ってくれた､ランニング仲間に大感謝です。

参加ランナーがほぼ全員仮装しているというのは、かなり壮観。

屋台も､ものすごく凝ってる。

こんなのも､いました。

9時半､スタート！最初はのんびり､赤ちゃんグループの後ろについて走りました。

背景は､海じゃありませんよ。ジロンド川です。

このマラソン､あきれるほど頻繁にエイド（補給所）がありました。まずは3km地点で､「朝食」。

みんな争うようにクロワッサンに群がり､コーヒーやジュースをいただきます。

ボルドー名物カヌレを配る､可愛いおばあちゃん。

そして5km地点で見えてきたのが､シャトー・モンローズ。サンテステフを代表する造り手のひとつです。個人的には､昔プリムール（先物買い）で1ケース注文し､配達された矢先に地下倉に泥棒が入って盗まれ､1本も飲めなかったという因縁のワインでもあります。これは飲まずばなるまい。

しかし話には聴いてましたが､これから42km走ろうというランナーに､ほんとにがんがんワインを飲ませるんですからね〜。走り始めは試飲はやめようと思ってたのですが､おかげで､20年来の恨みを晴らすことができました。

試飲渋滞もあって、ここまでの5kmに1時間。一応5時間程度でゴールしようと思ってたので､以降のシャトー訪問はワインで口を湿らす程度にして､先を急ぐことに。

そして21km地点で､シャトー・グランピュイ・ラコストに到着。お〜､こんなシャトーでも､試飲させてくれるんだと中に入って行くと､

何と､高橋尚子さんに遭遇！「写真､いいですか」と声をかけると､気さくにポーズを取ってくれました。

そこから数kmほど､付かず離れず並走させていただきました。今回は日本からのツアーのお供ということで､あまり近づくのも悪いかと。

1km5分40秒ほどの､彼女にしてみればごくのんびりしたペースだったんでしょうけど､金メダリストの走りは本当にスムーズでしたよ。