この牛肉、最高!
6月だというのに、パリはなかなか初夏らしくなってくれません。
でもエッフェル塔に巨大テニスボールが飾られてる風景は、夏っぽいかな(6月は全仏オープンの季節です)。
芍薬(しゃくやく)が市場に出るのも、この頃からですね。
それから、グリーンアスパラ。知らなかったんですが、野菜は100℃以上で加熱すると、本来の甘味がいっそう出るんだそうな。玉葱を炒めると甘くなるのが、まさにそれ。なのでグリーンアスパラも茹でるのではなく、じっくり炒めるのが正解であると。さっそく試してみると、確かにその通り。特に太い茎の部分が、ものすごく甘い。塩は軽く、パラパラ。パルメザンを薄く切って熱々に載せると、いっそう美味しいです。iPhoneで撮ったので色味が悪いですが、実物は鮮やかな緑でした。
そしてメインは、アンガス牛のステーキ。これを味わってしまうと、もうレストランのステーキは食べられないというぐらいの・・。
売ってるのは、去年の春オンエアした『パリで会いましょう』で撮影させてもらった、パッシー界隈の臓物屋さん。
あの時も女主人が言ってましたけど、臓物を日常的に食べる人はすっかり少なくなって、ハムやソーセージ、お総菜類を置くようになっていたんですね。で、こないだ通りかかったら、ステーキ用の肉まで売り出してたわけです。
ところがこれが物凄く上質の肉で、値段も普通の肉屋のよりはるかに高いんですが、でももちろんレストランで食べるよりは全然安い。
ワインも、合わせがいがあります。
マルベックも悪くなかったけど、ちょっと主張が強過ぎたかも。
十分に年を経たクロ・ド・ヴジョが、最高のマリアージュでした。
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