人生初トレイルは、土砂降り泥まみれランでした。
常々、「トレイルはロードレースより、ず〜っと楽しいよ」と経験者から聞かされてきたこともあり、1週間前の日曜日、パリ郊外の29kmレースに参加しました。標高は200mに満たないし、距離もハーフに毛の生えた程度だしと、気楽な気分で会場へ。
ところが着いた直後から雨が降り始め、いっしょに走る仲間と記念撮影する頃にはけっこうな降りに。
午前9時スタート。まずは森の中を、ワシワシと上ります。この辺りはまだ路面も固く締まっていて、快調に走れました。
そのうち勾配がどんどん急になり、先行ランナーが踏みしだいて行くこともあって、道もどんどんぬかるんで行きます。
最初の丘を上り切る頃には、雨も一時止み、
お城めがけて、全速力で草地を駆け降りて行きました。何か、楽しいぞ〜。
しかし再び、大雨襲来。粘土質の道はどんどんぬかるんで行き、場所によっては泥の濁流が流れていたりして、一気にペースダウン。キロ6分程度で走ってたのが、7分30秒以下に落ちて行きました・・。
そんな悪路を、5本指足袋で走るツワモノ発見。ロードに比べるとずっと速度が遅いので、隣のランナーに気軽に話しかけたりできるのも、トレイルのいいところです。
20kmを過ぎると、けっこう疲労がたまってきました。こういう路面だとまだ一気に駆け上がる元気が残ってるんですが、泥道はもうダメ。上りはほとんど、歩くようになりました。
そんな疲れた身体に鞭打つように、用水路の中をくぐらされました。このトンネルの中の泥の量が、ハンパじゃない。罰ゲーム?
さらに公共の洗濯場を1周させる、意味不明の(笑)コース設定。他にも森の中で2ヶ所ほど、こんなところを通過。このトレイルが、Trail des Lavoirs(洗濯場トレイル)と名付けられてる意味が、ようやくわかりました。
途中のロスタイムを除くと、3時間20分ほどで完走。全行程の半分以上が、泥道だったんじゃないかな。よく転倒もせず、帰り着けたものです。トレイルは童心に帰れたりして、確かに楽しい。でも今度は乾いた道を、思い切り走りたいものです・・。
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コメント
わあ〜大変で楽しそう!笑
ロードとは大分違いましたか?(次の日の体の感じとか)
公共の洗濯場は、だった所って事ですよね。
トンネルも含めてアトラクションみたいに見えますが、雨の中ですから実際はしんどそうですね。
でも、お写真では緑が多いせいか気持ち良さそうです。
お疲れさまでした!!!
投稿: navii | 2014年5月 4日 (日) 03時57分
因にフェルメールもレンブラントも大好きで、コメントとしてばかりも悪いなーと我慢したりして。ははは。
投稿: navii | 2014年5月 4日 (日) 03時58分
naviiさん、こんにちは。
走った時間はフルマラソンと同じくらいでしたけど、速度が遅い分、身体へのダメージは少ない感じですね。確かに写真で見ると、気持ち良さそう。あれで、泥がなかったら・・(苦笑)。
遠慮なさらず、どんどんコメント下さい^^
投稿: ムッシュ柴田 | 2014年5月 4日 (日) 08時05分