今年のパリマラソン、過酷でした・・。

生涯3度目のフルマラソンを、昨日走ってきました。

スタート地点は、シャンゼリゼ大通り。歩いて向かった午前8時頃はまだ涼しくて、ポンチョを着込んでちょうどいいくらいの陽気でした。

ところが檻に入って出発を待つ頃には、温度がどんどん上がって行くのを感じました。今年も4万人強が参加して、相変わらずの混雑ぶり。

そして相変わらずの、ゴミだらけ状態です。

今年は仮装ランナー、少なかったですね〜。

こんな真夏の格好でパリマラソンを走るのは、初体験。いつもならスタートを待つ間、寒さでブルブル震えているんですが。

この時点ではまだ、目標の3時間40分を切る気十分。手に書いた5kmごとの想定ペースを、何度も見直しておりました。

でも走り出してすぐに、日差しの強さを実感。最初の10kmは、ひたすら抑えて走りました。その甲斐あってか、10〜20kmはほぼ想定ペース。3時間45分のペースセッターも軽々抜いて、順調に思えたんですが・・。

ハーフ距離をすぎた辺りから、足が前に出なくなりました。そのうち足に痙攣も起き・・。

トンネルをくぐりながらのアップダウンを4本こなし、うちの近所の30km地点に着いた頃には、もうヘロヘロ。ここでの嫁の声援と、スペシャルドリンク受け渡しがなかったら、棄権してたかもしれません。キャップに日の丸をつけてたこともあって、ずいぶんたくさんの人から応援をもらいました。これまた応援のたび、ジェル1コ分ぐらいの力が湧きます。何人かのフランス人からは、「ガンバレ〜」「もう少し〜」と日本語の応援も。

終盤のブローニュの森の中は、例によって夢遊病状態。中盤までに追い抜いた3時間45分のペースセッターにいつの間にか抜かれ、その背中が少しずつ遠ざかって行くのを見るのは、辛かったな〜。

でも最後の2kmは何とかキロ4分台で走って、3時間46分59秒でフィニッシュしました。

ガッツポーズをしてるつもりですが、足が攣りまくってて、ほとんど一歩も歩けない状態。

でも翌日には、次はどのフルマラソンに出ようかと考えてるんですから、懲りないですよね・・。