愚直なほどのシャトー・スータール。
冬のバーゲンで、大ぶりのワイングラスを購入。となれば、ちょっといいワインを楽しみたい。セラーをごそごそ探って、これを引っ張り出してきました。
1985年のシャトー・スータール。サンテミリオンというと、メルロー主体で優しい味わいのイメージがありますが、こいつはそれとは対極です。20数年前にボルドーまで買いに行って、その10年後に抜栓した時には、色は深い紫色で、一口含むとものすごく苦い!いつまで経っても開いてくれず、降参した記憶があります。
29年目の今年は、どうか。色は深いルビー色。いささかもレンガ色の気配はない。空気に触れた一瞬あとから、落ち着いたベリー系の香りが広がる。口当たりはまろやかで、余韻は十分過ぎるほど長い。文句も言わず、少しずつ愚直に熟成を重ねてきた感じながら、まだ十分に若い。一体、ピークはいつなんだろう!?
お供はシンプルに、生ハムとモンドール。二人で一本、あっさり空いてしまいました。
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