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2014年1月13日 (月)

『風立ちぬ』、パリでも公開です。

パリ市内のあちこちに、この看板が立ち始めました。

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宮崎駿監督の最後の作品(なのか?)、『風立ちぬ』。フランスは来週22日から、公開みたいですね。いいポスターだなあと、改めて思いました。タイトルを含め、文字が全部フランス語になってる分、左上の筆書きの「生きねば。」が、いっそういいアクセントになってます。

「風立ちぬ いざ生きめやも」
ポール・ヴァレリーの詩を堀辰雄が訳したこの言葉に初めて触れた中学生の時、なんかカッコいいぞと感じつつ、「生きめやも」の部分の意味がよくわからず、もやもやとした想いが残ってました。

その後フランス語を習い初めて、原文が"il faut tenter de vivre"という平易な文章だったのを知り、拍子抜けしたことを覚えています。でも平易なのは文法的にというだけで、中味はなかなか奥が深いようです。

「生きなければならない」ではなく、「生きようとしなければならない」。生きることに対する躊躇や不安が、突如吹き渡る風の音で増幅されるような、そんな感じでしょうか。宮崎監督の過去の作品の中でも、そんなシーンに何度も出会ったような気がします。

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