柴田さき(1920-2013)
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マレーシアGP決勝当日。昼過ぎはまだ晴れてて、グリッドガールもにこやかにパドックを闊歩してました。
でも彼女たちがグリッドに着く頃から、小スコール襲来。
チームは待ってましたと、折畳みテントを展開し始めました。
広げると、こんなに大きくなります。これでドライバーもエンジニアもメカニックも、濡れずにスタート直前の作業に没頭できるわけです。
色は違っても、各チームほぼ同じ作りでしたね。どこかに一括発注してる?ザウバーとかフォース・インディアとかウィリアムズとか、金欠チームは持ってなくて、みんな雨に濡れながら働いてました。幸い、すぐに止みましたけど。
雨宿り中のジェンソン・バトン。クルマも少し良くなって、タイヤ取り付けのトラブルにさえ遭わなければ、上位入賞できてたんですけどね。残念!
ここからはプレスルームの窓越しの、横着取材でございます。スタート直後。3年ぶりにフロントローを獲得したマッサ(右から2番目の赤いクルマです)は、出足こそ良かったんですが、早くもアロンソに追い付かれてるのがわかります。KERSがうまく作動しなかったんでしょうか。
4周目に真っ先にピットに飛び込み、ドライタイヤに交換するベッテル。でも路面はまだけっこう濡れてて、タイミング早すぎ。レインタイヤでガンガン飛ばすウェバーに、抜かれてしまうわけです。
アロンソがいなくなって孤軍奮闘のマッサでしたが、すぐに影が薄くなってしまい・・。
中盤以降は1−2のレッドブルと3−4のメルセデス、各チームの後ろのドライバーが、無線を通して「俺の方が速い。先に行かせろ」とわめき、
ロズベルグが渋々ながらも大人の対応をしたのに対し、ベッテルはチームオーダーを無視して、ウェバーと大バトルを繰り広げ、勝利をもぎ取ってしまう。あいかわらずのヤンチャっぷりです。
観てる方はものすごく面白かったけど、これは禍根を残すでしょうね。謝ればいいってもんじゃない。
一方、らしからぬ接触事故で、早々にリタイヤを喫したアロンソは・・
「ノーズ交換に、すぐにピットインすべきだったのでは」と報道陣に迫られ、「そんなの、結果論じゃん」と開き直っておりました。
日本人ドライバーはいなくなってしまったけど、今年のF1面白いぞ。
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久しぶりに取材・演出を担当した番組が、明日(22日)の夜8時から、BS日テレでオンエアされます(再放送は29日夜8時)。
『パリで逢いましょう』。今回は僕の住む16区の、パッシー・トロカデロ界隈です。
このカフェに集う人々の暮らしを、追ってみました。16区というとお高く止まってるイメージがあるんですが、この辺りは下町の雰囲気が色濃く残ってるんですよね。いろいろ面白い人物が出て来ます。
何かというとこのカフェにやって来て、冗談を言いながら一杯飲んで、また仕事に出て行く、靴修理職人のピエールと、宝石商のナタニエルとか。
もはやパリでは滅びゆく職業である臓物屋を、カフェの向かいで営むディディエとか。
3月までの週末、カフェの軒先を借りて営業するカキ売りには、近所のケーキ屋の店員さんが毎日立ち食いにやってきます。彼女の食いっぷりの、見事なことといったら!「ケーキ屋勤めだけど、甘いものはダメなの」なんだそうな。
それから16区を愛して止まない郷土史家のユベールには、とっておきの秘密の場所を案内してもらいました。「ぶらタモリ」のノリでしたね。
わが家の2軒隣のブリジット・バルドー財団にも、お邪魔しました。本人は南仏にこもりっきりで、会えませんでしたけど。
僕が普段歩き回ってる馴染みの界隈、そこに住む人々だけに登場してもらいました。試写を観た人からは、「あなたの書いてるブログの、TV版だよね」と言われました。まさに、そんな感じです。
もしヒマでしたら、ちょっと観てみて下さいませ。
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ライコネン、勝ちましたね〜。今日(火曜日)、メルボルン空港のラウンジでマレーシアに向かう飛行機を待っていたら、ロータスのエンジニアたちがどやどやと入ってきました。すぐ隣に座ったんで(ちょっと)聞き耳を立てたんですが、意外にレースの話はしないものですね。ていうか、ほとんど無言・・。
レース当日の話を、ちょっとだけ。
今年はロレックスが冠スポンサーとなり、グリッドガールの雰囲気もすっかりシックになりました。
「日本人がグリッドにいないと、どこに行ったらいいのか途方にくれちゃうよね〜」と、熱田カメラマンとグダグダ話しながら、とりあえずポールポジションのベッテルのところへ。
表情がいまひとつピリッとしてなかったのは、今思えばクルマが去年ほど速くないことを、本人も承知していたのかもしれません。
ところでレース開始の数時間前、パドックである式典が開かれておりました。
サー・ジャック・ブラバムと、
アラン・ジョーンズ。オーストラリアの二人の世界チャンピオンの銅像の除幕式でした。1980年にタイトルを獲ったジョーンズは、まだ元気一杯ですが、
今年86歳になるサー・ジャックは、かなり足下がおぼつかなくなってました。ホンダとのかかわりが深く、その思い出話を以前伺った時は、耳こそ遠かったものの、ずっと元気だったものですが。
ブルース・マクラーレンを始め、オーストラリアやニュージーランドから優秀なドライバーが生まれたのも、彼がパイオニアとして活躍したからこそ。F1草創期である1950年代の、存命する唯一の世界チャンピオンです。
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開幕戦というのに、更新が滞ってました。昨日の予選の大雨に、すっかりメゲてしまいまして。おまけにその後、夜10時からのサーキットランでも、ずぶ濡れになってしまうし。
なので、ノー天気ネタをひとつ。
2013年型キミ・ライコネン。髪を刈り込んで、顔つきも引き締まって、何か精悍な感じになってました。
去年のマレーシアでは、こんなにゆる〜い感じだったのに。
その1年前のマレーシアで、ライコネンは「これを食べて、リフレッシュしてね」と、われわれ報道陣にアイスを配ってくれたことがありました。
フェラーリ時代の同国GPで、早々にリタイアしてアイスを食べてのんびりしてる姿をマスコミに叩かれたのが、その伏線になってるわけです。
で、今回の開幕戦にライコネンの所属するロータスは、
こんなのを僕らに配ってくれました。
1年前のアイスに似せた、USBメモリー。こういう余裕が、このチームの楽しいところです。クルマもかなり速そうだし、今年は去年以上に活躍するかも。
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時差ボケをふっ飛ばすのも兼ねて、夕暮れのアルバートパークを走りました。
午後8時。南半球の太陽が、そろそろ落ちようという頃の1コーナーです。
1周5,3kmのコースを2周。5分40秒/km程度の、ゆっくりペースでした。
開幕戦はエンジニアもメカニックも忙しく、初日はまだ参加者が少ない。おかげで周回数や走行距離では総合トップだし、今まで逆立ちしても届かなかった入賞圏内も、暫定4位で12ポイント!鬼のいぬ間に、ってやつです。明日以降、あっという間に圏外に行ってしまうんでしょうけど。
今回、計測ソフトはRuntasticを使ってみたんですが、Nike+に比べると、バッテリーの減りが激しいような印象です。以前、自転車10km+ハーフの試走をした時は、バッテリーセーブ仕様にしたのに、途中で落ちちゃいました。う〜ん、何か裏技があるのだろうか?
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雪のドゴール空港では待合室で3時間、機内に乗り込んでからも離陸までに2時間待たされ、ほぼ4時間遅れでパリを発ちました。
シンガポールに着いたのは、現地時間午前9時50分。10時10分発メルボルン行きの飛行機がすぐ近くにいましたが、わずか20分では乗り継げるはずもなく・・、みごとに乗り遅れました(涙)。
でもそのあとのシンガポール航空の対応は、実にキビキビとしたものでした。飛行機を降りてすぐのところに、乗り継ぎをミスった客用の臨時デスクが行き先別に3つ置かれ、新たな便のボーディングパスがずらりと並べられてる。そこにはいっしょにホテル宿泊券も添付され、市内までのタクシー往復、ホテル内での昼夕食もどうぞと書かれてました。
くたびれてたので、ホテルに着いたら窓の外の写真を1枚撮って、何も食べずに寝てしまいましたけど。
今回初めて知ったんですが、「次の乗り継ぎ便まで6時間以上、それ以下の時間でも日付が変わる場合、当社がホテルを提供する」ことになってるんだそうです。
3時間ほど仮眠して、夜10時の便でメルボルンへ。
到着は、午前8時半でした。今日が何月何日で、体内時計は昼なのか夜なのか、完全にグチャグチャになってます。パリの自宅を出たのが、火曜日の午前7時半。メルボルンのホテルに着いたのが、木曜日の午前11時半。10時間の時差を差し引いて、42時間の旅行だったことになります( ̄▽ ̄)
エフワンだ〜。
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ゲレンデは夕方5時に閉まりますが、夜は美しくライトアップされてます。
夕食は毎晩、ゲレンデ横の地元レストランに通ってました。雪国、山国の料理なので、とにかくこってり、高カロリーです。
ある晩のメインは、これ。ラクレット料理でした。チーズを小さく切ったのをチマチマ溶かすのを食べたことはありましたが、こういう豪快なのは初めてです。左側の長い棒が電熱器になってて、しばらく当ててると・・
とろり、とろ〜りと溶け落ちて行く。
それを生ハムの盛り合わせとか、
茹でたジャガイモにたっぷり載せて、食すわけです。このジャガイモ、普通に塩だけで食べてもものすごくおいしかったな〜。
ワインは地元サヴォワの白。コクがあって、ラクレットにも肉料理にもよく合いました。何より、安い!
総勢6人で3人分のラクレットを注文しましたが、2人分でも食べきれなかったと思われ。どんどん溶けて行くチーズをわんこそば状態で食べ続けて行ったんですが、電熱器を外すタイミングが遅すぎて、最後はこんなことになってしまいました。申し訳ない・・。
チーズ料理は当分いいかなと思いつつ、翌晩にはフォンデュを注文。この時は2人分に抑え、完食いたしました(o^-^o)
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去年まではジュラ山脈の実に庶民的なスキー場に通ってたんですが、一度くらいはアルプスで滑ってみたいと、3Vallées(トロワ・ヴァレ「3つの谷」)のとあるリゾートに出かけました。
今回は電車の旅でした。TGVとローカル電車とバスを乗り継ぐというのが、ちと面倒。電車を降りてバスに乗り換えようとしたら、次は2時間後!さいわい他の旅行者と乗り合いができたので、タクシーを奮発。
いろいろ戸惑うことも多く、お上りさん気分です。こんなベルト式のリフト(っていうのか?)も初体験。ジュラだと、ロープをつかんで上がってたものでしたが。
午前中までは、どんより天気。軽い吹雪にも遭遇しました。
でも午後からは、ちょっと青空が見え始め、雄大なアルプス山脈がくっきり。とにかくゲレンデが広いので、われわれ初心者+α組にも実に滑りやすいです(o^-^o)
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ハーフマラソン当日は、気持ちよく晴れ渡りました。気温は相変わらず0℃近かったものの、風がほとんどないおかげで、さほど寒く感じない。最初からポンチョも手袋もなしで走れました。
今年も、紫グループです。去年もうちょっとで届かなかった1時間50分切りが、今回の目標です。
今年の着ぐるみは、バナナマンが登場。こんな格好で、軽々と1時間30分ほどで走ってしまう人々・・・。
一方、この若者たち。嫁がカメラを向けたら、急いで後ろを向いたのは、どうしてかというと、
わざわざ「4」レンジャーのポーズを取ってくれるためでした。
午前10時のスタート間近になると、風がちょっと出始め、おまけに下々のグループは20分以上待たされるハメに。
そのためスタートラインすぐ近くの衆人環視の中で、用を足す者たち続出。
両足に不安を抱えていたため、とにかく序盤は慎重に。足が悲鳴を上げそうな気配がないか、聞き耳を立てながら走り始めました。
そしたら5km走っても10km走っても大丈夫そうで、
ほぼ一定のペースを保ちながら、走り切ることができました。中盤に1時間50分のペースランナーを離していけたのは、ちょっとうれしかったな〜。公式タイムは、1時間48分29秒でした。
最初の1kmが5分29秒。4km以降は、5分前後のペースでした。ただ今回のNike+のGPSは誤差がひどく、ゴールした時点で21,6kmも走ったことになってました。そろそろGarminにしようかな・・。
今回はランのあと、楽しい仲間にも入れていただきました。
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