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2012年12月25日 (火)

ヒカリエの劇場、ちょっとヒド過ぎないですか。

今回の短い日本滞在で楽しみにしていたひとつが、劇団☆新感線の公演でした。『五右衛門ロック』の最新作。4年前に観た前作は、それはもう素晴らしい舞台でした(その時のブログは、こちらです)。

今回は渋谷ヒカリエの最上階にある東急シアターオーブという、新しい劇場での公演。

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僕らの案内された席は通路のすぐ後ろで、舞台からはけっこう遠いものの、全然問題ないはずでした。

ところが。いざ座ると、通路を隔てた前の座席後部にある手すり(写真の下に見えてる手すりです)が、もろに視界に被ってしまうのです。舞台前面3分の1ぐらいのところを黒いラインが横切り、役者たちが見えなくなってしまう・・。

身体を乗り出すと見えるんですが、そうしたら後ろのお客さんから「全然見えません」と苦情を言われ・・。蒼井優ちゃんが飛んだり跳ねたりするたびに、頭を上下させて動きを追う有り様で、途中からすっかりくたびれてしまいました。

おまけに音が割れて、せりふが半分ほど聞き取れず。下の席の人たちは問題なかったようで、だとすると音響が悪いんでしょうね。スピーカーの出力設定も大きすぎた印象です。幕間で静かになったら、しばらく耳がちーんとしてましたから。

これで、12500円の席です。僕の座っていた並び、数10人のお客さんは皆同じ状況だったと思うのですが、ちゃんと楽しめたのだろうか。この劇場を設計した人は、この席に一度でも座ってみたのだろうか。あるいは異常に座高の高い建築家だったのか。

ここでの観劇は、できるだけ避けたいです(涙)。

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