よいお年を!
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日本から戻って来て、たまってる郵便物の中にフランス政府からの手紙を発見。ま〜た税金の通知かと思ったら、
スピード違反の罰金督促状でした(涙)。レンタル電気自動車オートリブで家路を急いでいる時に、制限時速50kmのところを10kmほどオーバーしてたみたい。場所は奇しくも、ダイアナ妃が事故死したあたりでした。フラッシュとか、全然光らなかったんだけどな・・。
ここ数年は模範運転手で、つい最近免許証のポイントが原状復帰できたばかりだったのに(また涙)。日本はどうなのか知らないんですが、フランスではいつの間にかネットで罰金が支払えるようになっておりました。
督促状の番号と、クレジットカード情報を打ち込むだけで、90ユーロがお上に召し上げられていく・・・。
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今回の短い日本滞在で楽しみにしていたひとつが、劇団☆新感線の公演でした。『五右衛門ロック』の最新作。4年前に観た前作は、それはもう素晴らしい舞台でした(その時のブログは、こちらです)。
今回は渋谷ヒカリエの最上階にある東急シアターオーブという、新しい劇場での公演。
僕らの案内された席は通路のすぐ後ろで、舞台からはけっこう遠いものの、全然問題ないはずでした。
ところが。いざ座ると、通路を隔てた前の座席後部にある手すり(写真の下に見えてる手すりです)が、もろに視界に被ってしまうのです。舞台前面3分の1ぐらいのところを黒いラインが横切り、役者たちが見えなくなってしまう・・。
身体を乗り出すと見えるんですが、そうしたら後ろのお客さんから「全然見えません」と苦情を言われ・・。蒼井優ちゃんが飛んだり跳ねたりするたびに、頭を上下させて動きを追う有り様で、途中からすっかりくたびれてしまいました。
おまけに音が割れて、せりふが半分ほど聞き取れず。下の席の人たちは問題なかったようで、だとすると音響が悪いんでしょうね。スピーカーの出力設定も大きすぎた印象です。幕間で静かになったら、しばらく耳がちーんとしてましたから。
これで、12500円の席です。僕の座っていた並び、数10人のお客さんは皆同じ状況だったと思うのですが、ちゃんと楽しめたのだろうか。この劇場を設計した人は、この席に一度でも座ってみたのだろうか。あるいは異常に座高の高い建築家だったのか。
ここでの観劇は、できるだけ避けたいです(涙)。
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ちょっと話が遡りますが、12月初旬に落語会に行って来ました。
桂文枝パリ襲名披露です。桂三枝の名前の方が、依然として馴染みがありますよね。師匠自身、「『文枝は〜ん』と声掛けられても、知らん顔して通り過ぎてしまいまして」と、笑わせてました。
それにしてもフランス語になると、「ブンシ・カツラ4世」(笑)。
会場のパリ日本文化会館は、超満員。フランス人観客率5%ぐらいかと。一応字幕が上の方に出ますけど、もちろん枕は翻訳されないし、本題に入っても、かゆいところにはどうしても手が届かない。師匠はもう割り切って、完全に日本人相手に演じてました。
創作落語にはほとんど馴染がなかったんですが、面白かった。上方落語は、やっぱり軽やか、華やかです。
うちの娘がようやく落語を面白がり始めたのが、ちょっとうれしい。
外に出ると、そこはパリ。3人で、歩いて帰りました。
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今日からほんの数日間だけ、日本滞在です。
到着早々、真っ先に何をしたかというと、近所のカメラ屋に注文しておいたKindle paper whiteを取りに行ったのでした。
こういう箱に入ってます。開ける時のワクワク感を高めようと、けっこう頑張ってる感じはするのですが、やはりAppleにはかなわない。あちらがワクワク度100とすると、これは30くらいかな。
とはいえ、読書に特化したすっきりしたデザインは、非常に好感が持てます。タッチ操作も、言われているほどもっさりした感じは受けません。
さっそく無料の『坊ちゃん』をダウンロードしてみました。所要時間20秒くらい。デフォルトだと、かなり明るい画面設定になってます。iPadぐらいの眩しさ。
これは一番暗くした状態。すごく自然。確かに紙の読書に近い。ただ実際に使って初めて知ったんですが、次頁に飛ぶ時に、iPadのようなページがめくれるアクションではなくて、文字全部が入れ替わるんですね。それが個人的には、気持ち悪いし、目が疲れる。レビューを読む分には、そういうことを言ってる人があまりおらず、単に慣れの問題なのか。だと、いいけどな。
空腹と疲れ目には、市川駅前『男爵』名物ネギ味噌ラーメンに、チャーシュー5枚トッピング(+200円)。どうだ。
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先日は長蛇の列で涙を呑んだ、ハンバーガー屋台(こちらです)。雪辱してきました。「パリ最強」という評判は、はたして事実だったのか。
これが、その屋台ですね。11時過ぎに行ったら、さすがに数人しか並んでませんでした。
トラックを改造した狭い厨房内に、大男ども4人がひしめいてハンバーガーを焼いてる。
一応メニューはありますが、雨で流れて、やや判読不能。
左のカウンターで注文すると、タブレットに入力し、厨房に伝わるというシステムです。
じっくり焼くからなのか、一人の客に最低5分はかかる感じ。僕たちも結局、30分ほど待ちました。電気自動車で速攻で帰って、自宅で食べることに。
こちらはオニオンリングを挟んだ「今日のハンバーガー」とフリットのセット。
これはBBQバーガーとコールスロー。確かに、ウマイ。今までパリで食べた中では、屈指といえるでしょう。でもセットで10ユーロ(約1100円)は、ちと高いかな・・。
ちなみに嫁は前日も、ラルフローレンのやってるレストランにハンバーガーを食しに出かけてまして・・。こんなとこで、ハンバーガーですよ。
ワインはロバート・モンダビだし。これに比べたら屋台バーガーは、タダみたいなもんですね。
ちなみにアメリカンスクールに子供を通わせてる人の話では、アメリカ人の駐在奥様方は、滅多にフレンチには行かないんだそうな。さすがというか、何というか。
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来年3月のパリセミマラソン、4月のフルマラソンに向けて、そろそろ本格的な練習に取りかかろうかと思っている、今日この頃。主催団体から「無料でVMAテストが受けられますよ」というメールをもらい、それがどんなものかも知らないまま、ほいほいと行って来ました。
会場はパリの南、大学都市の隣にある、こじんまりとした運動場でした。
まずはテストの内容説明から。でも一度聴いたくらいでは、よく理解できません。
ま、みんなといっしょに走れば、何とかなるだろうと。要は、1km8分ぐらいのスローペースで走り始めて、徐々に距離もペースも伸ばしていって、どこまで走り切れるか。それによって、持久力を測るテストということのようです。
僕の参加した回は全部で40人ぐらいいましたが、4〜5人ずつに分かれて、周回開始。定期的に「ブー」と音が鳴る時に、次のパイロンに到達してればOK。
最初は余裕で走り始めましたけど、当然ながらだんだんキツくなる。そして一人、二人と脱落していく。
僕は残り15人ぐらいまで頑張りましたが、それで精いっぱいでした。この人は、最後から2番目の人。みんな、大拍手。
修了証です。14,5という数値は、セミマラソンだと1時間47分47秒。フルだと3時間49分44秒で完走する持久力がある「可能性がある」ということのようです。ほぼ僕の目標タイムなので、けっこう正確なのかも。ちょっと自信と、やる気が湧いてきました。
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グランパレで開催中の『エドワード・ホッパー回顧展』に、行ってきました。
評判の展覧会だけあって、ネット予約はとっくの昔に売り切れ。仕方がないので、行列です。寒い日の朝なら、入場者も少ないかも。という目論見のモト、気温氷点下に近い水曜日の朝に出かけました。
その考えはさほどハズレておらず、10時開館の30分ほど前でも、せいぜい100人ほど並んでるだけでした。でも10時が過ぎても、全然列がハケないんだよね。ネット予約の人とか、グランパレ友の会の会員とかが優先で、10分に1回、10人ずつぐらい通してくれるだけ・・・。結局1時間半ほど待ちました。
こういう時だけは忍耐強くて、並ぶの大好きなフランス人も、さすがに最後の方は殺気立ってました。これから観に行こうと考えてる人は、つま先ホカロンが必需品です。
でも展覧会は、期待以上の大、大満足でした。このあまりにも有名な『ナイトホークス』を始め、
数々の後期代表作が一堂に揃ってるだけでなく、パリ留学時代や不遇のイラストレーター時代の表紙絵なんかも観られます。
売店で売ってた画集の、"Peindre l'Attente"『待つことを描いた画家』というタイトルに、妙に納得してしまいました。確かに登場人物たちは、みんな何か(誰か)を待ってる。
個人的には、この絵もよかったなあ。
ホッパーの作品は画集の複製も本物も、そんなに印象が違わないんじゃないかと漠然と思ってたんですが、大きな間違いでした。本物、必見です。
日本のデパートの展覧会並みに、混んでますけどね・・。
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