いやいや､見ごたえのあるレースでした｡

アブダビGP決勝レースは､夕方午後5時スタート｡

グリッドガールはエティハド航空の現役CAだそうで､日の丸を掲げてた女性は､どうやら日本の方のようでした｡

グリッドに向かうマシンに背後から夕日が当たって､きれいだったな〜｡

タイトルを狙うアロンソは､6番グリッドが精いっぱい｡このままだと､とてもライバルのセバスチアン・ベッテルにかないそうもなかったのが､

ベッテルは予選失格となってしまい（正確には除外ですが）､ピットからのスタート｡これでレースは俄然､期待の持てるものになりました｡

スタートは1コーナー奥にある､この塔の下で眺めました｡

エティハドの旅客機の超低空デモランが終わると､

レーススタート！

ロータス2台（緑の矢印）が両側に展開して､上位を伺う｡ライコネン（右側）は､すでにウェバーに並んでます｡いや､ものすごい加速でした｡これであっという間に､2番手に上がってしまうわけです｡

その後方では､フォース・インディアの2台（青の矢印）が並び､その背後にスタートをうまく決めた可夢偉くんが（赤の矢印）｡

向かって右にいたディレスタ（右の青矢印）が､ブレーキングに失敗｡ヒュルケンベルグ（左矢印）はよけきれずに､この直後に接触｡すぐ後ろにいた可夢偉くんは絶体絶命でしたが､とっさにイン側に避けて､

一気に10番手まで順位を上げます｡

その後はうまくギアが落ちなかったり､KERS(運動エネルギー回収システム)が作動しなかったりのトラブルに見舞われつつ､6位を獲得｡

可夢偉くん以上に､チーム代表がうれしそうでしたね｡