今年の革命記念日パレードは､上から目線で見物でした｡

革命記念日当日｡ご近所のＴ夫妻が､「シャンゼリゼのパレードを､屋上から見ませんか｡シャンペン付きで｡」と誘ってくれたので､いそいそと出かけました｡

朝9時半には､付近の道路はすでに閉鎖｡

代わりに戦車が､我が物顔に路駐してます｡

シャンゼリゼ大通りに面したビルの屋上に上がると､凱旋門がドンと目に飛び込んでくる｡就任以来､主要行事はすべて雨の下で行ってきたオランド雨男大統領も､今日はかろうじて大丈夫そう｡

沿道の見物客は､ギュウ詰めというほどではなかったです｡

建物の屋上に配置された狙撃手たちも､退屈そうに携帯いじってるし｡

マリオットの宿泊客たちは､バスローブのまま優雅に見物しておりました｡

ほどなくして､新大統領登場｡

それから騎馬隊が行進してからは､コンコルド広場で大統領のスピーチなどが延々と続く｡

ヒマになるとすぐダラケるのが､ま､フランス人の好感の持てるところですが｡

それでも､いざ行進となると､これぐらいピシッとはできるぞ､と｡

堪能の半日でございました｡