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2012年6月17日 (日)

ヤニック・アレノの社食風ビストロ。さて、どうだったかな。

土曜日の晩、夫婦二組で「テロワール・パリジアンTerroire Parisien」というビストロに食事に出かけました。「パリの風土」とでも、訳すんでしょうか。パリとその近郊で採れた食材を使い、この地方の伝統的な料理を出そうというコンセプトの店です。

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だからメニューには、パリ(と近郊)ならではという料理が並んでます(拡大可能)。たとえば「イル・ド・フランス風ひらめ」とか「ベルシー風ビーフステーキ」とか。これだけだと何のことやらわからず、ギャルソンに何度も解説を頼みました。

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言い換えると今の時代はそれだけ、パリの伝統ビストロ料理が食べられなくなってるということなんでしょう。今年3月にこの店を開いたヤニック・アレノは、ムーリスを3つ星にしたスターシェフ。もともと実家が昔からのビストロで、そういう状況を何とかしなきゃというのが、開店の動機だったんだそうな。

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店は5区モベール・ミュチュアリテ駅の、駅名の由来にもなった「メゾン・ド・ミュチュアリテ」の、この写真右端、目立たないところにあります。日本風にいうと、互助会館ですね。

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夕方7時、開店早々に入ると、内装の素っ気なさが目について、ちょっとお洒落な社食という感じなんですが、

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暗くなってくると、いい雰囲気。壁の棚には、その日の野菜なんかが飾ってある。

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われわれはまず、お勧めのソーセージ、パテ、ブダンなど6種盛り合わせをみんなで分け、ルシヨン地方のシャルドネで乾杯。

そしたらギャルソンのお兄ちゃんが、「これも、試さなきゃ」と言って出てきたのが、

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フランス風ホットドッグ。臭くないアンドゥイエットのようなソーセージが、中に入ってました。

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前菜のトマトクリームとゼリー卵。ここまでで、もうすっかりパリのビストロ気分全開です。

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嫁のメインはパリ風メルルーサ。パリ風って何?と訊いたら、「人参とかジャガイモとか、野菜を細く切った付け合わせ」とのことでした。あっさり、でもメリハリの利いた一品です。

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僕は「パリ風首なしヒバリ」を注文。まさか首なしヒバリが出てくるわけはないと思いつつ質問すると、「子牛を豚の脂肪で巻いて、こんがり焼いたもの」という答えでした。下に敷いてあるのは、シャンピニオン・ド・パリのニンニク炒めです。

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赤は魚にも肉にも合うものをと、ロワール・ヴァランセイの2009年を。「火打ち石のテロワール」と書いてありました。ちょっとピリッとしたのは、ビオだからと思ったけど、実はそういう土だから?白も赤も1本24ユーロながら、非常に高パフォーマンスでした。ワインリストは、数は少ないものの、かなり面白いラインナップです。

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料理の値段設定も良心的だし、またぜひ行ってみたいですね。

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