« ヘレスの旧市街で、迷いまくる。 | トップページ | 『フランスフラン、最後の日々』。 »

2012年2月13日 (月)

パリの地下鉄、おイヌ様騒動。

月曜日。朝8時半というのに、あまり混んでない地下鉄10番線に乗っていた時のこと。エミール・ゾラ駅に着いて、発車を待ってると、「キャア〜」というけたまましい女性の悲鳴。続いて、「ワンワンワンワン」次いで、「キャイ〜ン」という犬の鳴き声。

Th_img_1260

そして地下鉄は、完全停止。まったく動き出す気配がなく、乗客たちはゾロゾロとホームに降りてきました。

Th_img_1263

女性の連れてた犬が、おそらくネズミでも見つけたのか突然駆け出し(繋いでいたかどうかは不明)、線路に飛び降り、ホーム下の隙間に入り込んでしまったのでした。駅の職員が引きずり出そうとしますが、犬はパニック状態でおびえるばかり。

出勤途中の電車が止まってしまい、いつ出発できるかわからない。普通なら怒号が飛び交うところですが、動物がらみだとフランス人はとたんに優しくなる。

Th_img_1268

途方に暮れて泣き出した飼い主を責めるでもなく、「食い物で誘い出したら」とか、みんなで集まって知恵を出し合ったり。この突発事件を、むしろ楽しんでる風でした。

Th_img_1264

こういう時に頼りになるのは、やっぱり消防隊員。全部で4人ぐらい来ましたか。右のオジサンは、最初やじ馬の一人かと思ったのですが、腕に「事故担当」という腕章を巻いてました。で、隊員たちが線路に降りて行き、犬救出作業開始。

Th_img_1269

最終的には、細いロープを首に引っかけて、引きずり出したようです。足下で縮こまってるのが、救出されたばかりの犬。完全におびえてて、飼い主が抱き寄せても、じたばた必死に逃げ出そうとしてました。

これがアメリカあたりなら、救出の瞬間に大拍手でも起きるんでしょうが、何もなし。皆そのまま、しら〜っと電車に乗り込んだのでした。フランスっぽいというか、何というか。もうちょっと、起承転結がほしかったな。

にほんブログ村 海外生活ブログ パリ情報へ

|

« ヘレスの旧市街で、迷いまくる。 | トップページ | 『フランスフラン、最後の日々』。 »

パリ暮らし」カテゴリの記事

ペット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/502195/53979785

この記事へのトラックバック一覧です: パリの地下鉄、おイヌ様騒動。:

« ヘレスの旧市街で、迷いまくる。 | トップページ | 『フランスフラン、最後の日々』。 »