『フランスフラン、最後の日々』。
で、どうして勤め人でもないのに(死語か?)、そんな朝早くメトロに乗ってたかというと、この記事を見たからなのでした。
『フラン、最後の日々』。フランスフランは2002年で役目を終えて、ユーロにバトンタッチしたんですが、これまでは両替も可能でした。それがこの2月17日を限りに、できなくなりますよという記事です。
うちにも、どっかにしまい込んだのがあったよな。でもせいぜい50フランぐらいだったんじゃ・・・。
と、タカをくくってたら、500フランまで出てきて、ビックリ。500フランといえば、当時は1万円ぐらいの価値があった記憶があります。
それにしてもEU加盟各国が独自通貨を発行してた頃は、紙幣も貨幣も個性的でした。サンテグジュペリの50フランには、お約束の星の王子様が描かれてるし、
セザンヌの100フランは、カードに興じる人々。他にもオランダギルダー紙幣は、小鳥(はちどりだったっけ?)や向日葵の色鮮やかなデザインが、素晴らしかったり。イラストチックなレンブラントの肖像画だったり。
今の無味乾燥のユーロ紙幣とは大違い。
でも取って置いても古銭としての価値しかないわけで、さっさとフランス中央銀行に両替に出かけました。
さすがフランスのお役所仕事なので、かれこれ1時間は並んだかな。出てきた時には、長蛇の列がさらに伸びてましたね〜。
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コメント
こんにちは。よく拝見させていただいてます。
サンテグジュペリの50フランは有名ですが、オランダのギルダー紙幣の美しさは、私も学生のときの旅行で感激しました。おみやげにするには高価すぎてやめたのを覚えています。
投稿: ほへ | 2012年2月16日 (木) 03時06分
最終日は大行列で営業時間終了で両替できない人が出てきそうですね
投稿: ユノディエール | 2012年2月16日 (木) 05時37分
ほへさん、コメントありがとうございます。
国境を越えるたびに両替するのは面倒でしたけど、かつては紙幣にお国ぶりが出てて面白かったですよね。
ユノディエールさん、こんにちは。
おそらくすでに、大行列と思われます。
今年はルマンマラソン、出てみようかな・・・。
投稿: ムッシュ柴田 | 2012年2月16日 (木) 10時22分