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2012年1月 8日 (日)

『あも』と『あんも』。

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ねっとり求肥(ぎゅうひ)をつぶ餡で包むという、ストライクゾーンど真ん中の和菓子をいただきました。いや〜、おいしかった。滋賀県大津の老舗「叶匠壽庵」の『あも』というお菓子なんですが・・・

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『あも』というのは「餅」を意味する古い京言葉だと、能書きに書いてありました。そこではたと思い出したのが、静岡の実家の母がお餅のことを「あんも」と言ってたなあということ。

ちょうど今読んでる井上ひさしの『日本語教室』にも、「言葉はら旋状に地方に伝播して行き、古い言葉は方言として残る」という意味のことが書いてあります。

「でしょう」を意味する静岡弁独特の語尾「ずら」「だら」も、古語「であらむ」から来てるしね。言葉って、面白い。

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