これは確かに、パリ最強のクレープ屋かも。
「日本から進出して、しかもとびきり美味い」と評判になってるクレープ屋さんに、先日行ってきました。
正確には、「東京でクレープ屋を営むフランス人が、パリにも店を開いた」ということなのですが、神楽坂にある「ル・ブルターニュ」は数年前に行って、「本場のまんまの味だなあ」と感心した記憶があります(クレープにしては、ちょっと高かったけど)。で、パリのこの「ブレッツ・カフェ」が大当たりしたために、現在は日本各地に支店を展開中だそうな。
マレ地区の外れ、外観はごく普通の店です。
Breizh Cafe
109 Rue Vieille du Temple,
75003 Paris France
TEL:33.(0)1.42.72.13.77
12時に予約して入ったんですが、狭い店内はすでに満席。
何にしようかなとメニューを眺めていると、日本人の店員さんが話しかけてくれて、
メインの蕎麦粉クレープは、生ハムや溶けたチーズ、じゃがいもがどっさり入って、サラダを載せたサヴォワ風というのと、
ハムとシャンピニオン入りを注文。四隅をきっちり畳んで、かりっと焼き上がってる。こういうたたずまいのクレープには、意外にお目にかかれないものです。
デザートの小麦粉クレープは、ビターチョコをふんだんに掛けたのと、塩キャラメル入り。確かにパリの凡百のクレープ屋より、はるかにおいしい。あっという間に、平らげてしまいました。
他の卓を見てると、メインの蕎麦粉クレープを2枚注文してる人が少なからずいます。それだと普通の昼食よりずっと割高になるのですが、全然構わないみたい。「たかがクレープ」とこの料理を一段も二段も低く見てきたフランス人にとって、これだけのうまさはちょっと衝撃なのかもしれません。
「焼いてる人はみんな日本人で、だからおいしいんだ」という噂を聞きましたが、この日の職人さんはどう見ても非日本人でした。
オーナーは故郷ブルターニュ地方カンカルにレストランを開いて、日本人の久高章郎シェフが腕を振るってる。これもいつか、行ってみたいものです(こちら)
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