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2011年12月 7日 (水)

「石英」という名のボジョレー。

 パリ16区モザール通りをしばらく下がったところに、以前からちょっと気になってた酒屋がありまして、その日もウィンドウを眺めていたところ、30年前の学生時代に葡萄摘みのアルバイトをしたシェナス村のワインが飾ってありました。

 懐かしさのあまり、思わず店内に入って「これ、1本下さい」と指差すと、若い店主が「これは、いいものをお買い求めです。このボジョレーはですねえ・・・」と、まるで自分が造り手であるかのように解説が始まりました。こちらも嫌いじゃないので延々と聴いてましたが、思った通りなかなか面白い酒屋です。

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 これが、そのワイン。ビンテージは、2010年です。村名のシェナスの下にあるQuartz(英語でクオーツ、フランス語でクアルツ)は、石英という意味です。店主によれば、この畑は、樹齢は60年以上。地中かなり深いところに石英の層があって、長い根がミネラルを吸って、育った葡萄であると。

 グラスに注がれた液体は、赤紫色はごく控えめ。赤い果実、そんなに大甘じゃないキャンディ、桃の花、スパイス、カフェの香りも少し。予想したほどの盛大なミネラル感はないものの、ボジョレーらしからぬ硬質感は確かに感じました。そしてこれまたボジョレーとは思えない、長い余韻。数日おいて残りを呑むと、さらにこなれて楽しめました。12ユーロ(約1300円)の値段も、コストパフォーマンス高しです。

造り手の名前は、Domaine Piron & Lafont

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