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2011年11月28日 (月)

やる時は、やるよね、この男。

Th_dscn1767 現地時間午後1時40分。ブラジルGP、決勝レース直前の様子です。今日は雨だって言ってたのに、降る気配はほとんどなし。奥の木立の下のごちゃごちゃは、みんな観客です。かなり盛り上がってました。

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 アイルトン・セナの甥っ子がグリッドに着く時には、ひときわ大歓声。昨日の予選で活躍しましたからね。レースは残念な結果に、終わってしまいましたけど。

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 最終戦ならではの風景です。このレースを最後に、もう会わない仲間たちもいるわけで。

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 可夢偉くんのグリッドに行くと、マネージング・ディレクターのモニシャが何か盛んに話しかけてて、彼は笑いながら「うん、うん」とうなずいてる。あとで聞いたら、「『ちゃんと仕事してね』って言うから、『大丈夫、任せといて』って言ったんです」。

 何しろ今季のザウバーは選手権6位の座をかけて、この最終戦までトロロッソと熾烈な争いを繰り広げてましたから。このレース、何が何でも彼らの前でゴールしないといけなかった。

 6位でも7位でも、そう変わらないじゃんと思うかもしれませんが、年間数百億円ものTV放映権料などなどは、その年の成績に応じて各チームに分配されます。6位と7位だと、少なくとも数億円の違いが出るとか。

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 で、可夢偉くん、16番手からスタートしたレースでは、きっちりトロロッソの2台を抜いて、9位入賞を果たしました。チームまで来たら、モニシャを先頭にスタッフ総出で出迎えてる。「ほうら、やったやろ」と得意満面の可夢偉くん。

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 「あんた、やっぱりスゴイわ」とモニシャ。

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 ン億円の抱擁だ・・・。

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 そういうケタ違いのお金の世界とは縁のないわれわれ下々の人間ですが、プレスルームに戻ってみると、お疲れさまシャンペンが用意されてました。Chandonてグラスに描いてありますけど、モエ・シャンドンじゃありません。でもシーズン終了直後の一杯は(3杯呑んだけど)、格別でした。

 いっしょに並んでるケーキはレモンと、もうひとつ何たらというブラジル特産の果物を合わせて作ったタルトだそうな。かなり濃厚な甘さなんですが、発泡酒によく合いました。

 今年も、終わったな〜。

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