モロッコ料理といえば、クスクスとタジーヌですが・・・。
今回の旅では、実際そればっかりでした。たとえばフェズ2日目の晩に出かけた、このレストラン。
宮殿を模した店内で、モロッコの民族音楽を聴きつつ、代表的なモロッコ料理を食するという、モロッコのはとバスおいらんツアーに出てきそうな店。音楽が賑やかそうなので、われわれは二階に陣取りました。
下を覗くと、こんな感じ。
タンバリンとバイオリンと、リュートと太鼓の四重奏。この時はまだ坐ってますが、宴たけなわになると踊ったり、楽器を振り回したり。
こういう場所なのでコースメニューしかなく、これは前菜の各種盛り合わせ。茄子、人参、砂糖大根など、スパイスを効かせた野菜メインでした。
それからモロッコの代表的な家庭料理のひとつ、ハリラスープ。たいていの場合、トマトベースで、ヒヨコマメが入ってます。優しい味で、連日のスパイス責めにげんなりしてた子供たちも、これは喜んで食してました。
これでもかとカゴに詰め込んだパン。あまりイースト菌の入ってない、密度の高いパンなんですが、食べ付けるとけっこう病みつきです。
定番のクスクスと、
定番のタジーヌ。しかもこの夜は羊の肉プルーン添えという、タジーヌの18番料理でしたが、おいしかったです。こんなにたくさん、プルーンがなくてもよかったけど。
ボーヴァロンという、フェズから1時間ほどの町メクネス産のワイン。カヴェルネ・ソーヴィニオン主体で、どっしりとしているものの、意外にこなれた味わいでした。近年、フランス資本がこのあたりの土地を買いあさって、大々的なワイン醸造に乗り出しているとのこと。
ナイフとフォークを果物の隙間にぶすぶす刺して出してくる、野趣溢れるデザート。このサクサク菓子、けっこう中毒度高しです。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント