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2011年7月19日 (火)

源泉探訪2連発。

 2泊3日の小旅行に、日曜から行ってきました。まずは、パリを南下。そのまま目的地に行ってしまうと早く着き過ぎるので、途中2ヶ所ほど寄り道しました。

 まずヴィシー(Vichy)。フランス現代史に興味のある人なら、第2次大戦中にナチスドイツ傀儡政権の置かれた町として、なじみ深い地名だと思います。温泉町。そして何より、ヴィシー水の産地です。

 日本で販売してる大塚食品のホームページを見てみると(こちら)、「火山の地層を1万5000年もの悠久の時をかけて通過してきた天然微炭酸水で、重炭酸塩を豊富に含んでいるのが特長」と書いてあります。

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 中心部の公園、保養所に隣接した水飲み場に行くと、

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 ヴィシー水、飲み放題。でもかなり癖がある味なので、がぶ飲みはできません。本当は源泉地はちょっと離れたところにあって、そこから長〜い管を地中に敷設して、ここまで引っ張ってきてると。

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 こちらが、その源泉地。

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 あまりやる気の感じられない女の子たちが、水を汲んでくれます。

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続いて、シャテルドン。ここからわき出る水は、非常に量が少なく、そのほとんどが有名レストランか、フォーションなどの高級食料品店にしか卸されないため、「ミネラルウォーター界のドンペリ」なんぞと呼ばれております。

 これまた、日本では大塚食品が扱ってる。恐るべし。750ml2本セットで3150円。値段も恐るべし。

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 ドンペリの産地なのに、村はこういう、ものすごくヒナびたところでした。

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 その村の真ん中に噴水があって、そこからチョロチョロと水が落ちてる。シャテルドンはルイ14世が愛したところから、「太陽王の水」とも呼ばれています。で、この噴水にも太陽が刻まれてるし、EAU POTABLE(飲み水)とも書いてあるし、これぞシャテルドンの源泉に違いないと、手ですくって飲んでみました。

 錆びくさかったです・・・。

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