雨ニモマケズ。

　今年のカナダは、よく雨に降られました。

　これはレース中盤、大雨のために２時間5分も中断していた時の、サーキット裏の様子。終了後も、取材中に断続的に大雨に見舞われて、グショグショでした。

　レース前はほぼ雨も止んでいて、グリッドガールの方々を、「なかなかレベル高いぞ」などと撮ってる余裕もあったのですが。

　ちなみにこれが、今年のF1で話題になってる、ルノーの前方排気システムです。びしょ濡れの路面に、排ガスが噴き出してる様がよくわかります。いったん後ろに伸ばした排気管を、わざわざラジエターのすぐ横まで持って来て、そこから高圧の排ガスを噴き出すことで、車体を地面に押さえつけると。

　中盤までは、２位を快走していた可夢偉くん。「あのまま雨だったら、表彰台だった」という本人の言葉が全然負け惜しみに聞こえない、素晴らしい走りでした。