ヴァレンシアの一品。
ヴァレンシアといえばパエリャですが、残念ながら今までこれという素晴らしいパエリャには遭遇できてない。
その代わり今回、こんな料理を味わえました。
現地でchipironesチピローネスと呼ぶ、おそらくホタルイカだろうと思うんですが、それを塩コショウ、にんにくと、オリーブ油だけで調理した、シンプルな鉄板焼きです。
ただしお腹の中のワタとかイカ墨が、丸ごと閉じ込めてある。だから香ばしい熱々を口に放り込むと、ちょうどいい加減に火の通ったとろとろのワタの旨味が、口中にじゅわーっと広がる。こういうイカ料理は、今まで味わったことがなかったです。
これが一皿9,5ユーロ(約1150円)。こちらの物価にしてはちと高かったのですが(量は日本の感覚だと、優に二人分あったとはいえ)、代わりに右上のパン・コン・トマーテ(焼いたバゲットに生ニンニクとトマトをすり付けたもの)が0,8ユーロ(約90円)、ビールが1,75ユーロ(約220円)、オリーブはタダ!おかげで、1500円でおつりが来たのでした。
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