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2011年5月21日 (土)

ザウバー飯、すばらしい!

 今週末はスペインGPということで、バルセロナ郊外に来ております。木曜の夜、小林可夢偉くんの所属するチーム・ザウバーが、日本人プレス関係者を夕食会に招いてくれました。

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 モーターホーム2階にしつらえられたテーブルに、チームの人々とわれわれが適当に混ざり合って着席。左の紳士が、チーム代表のペーター・ザウバー氏。ちょっと見はいかつい人なんですが、

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 実はけっこう、お茶目なおじさん。シャツのボタンで止めてるナプキンは、自分専用だそうで、「P.S.とイニシャルが刺繍してあるんだぞ」とかわいく自慢してました。

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 ザウバーのような独立系チームは、潜在的なスポンサーとして目をつけた企業関係者やお金持ちをGPに招待し、賓客として一生懸命もてなします。あわよくば、出資してもらおうというわけです。だからなのか、出される料理の質が非常に高い。これはつき出しのガスパチョ(スペインの冷製スープ)と牛フィレ肉をパイ皮で包んだ一品。

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 前菜は、サーモンのタルタルステーキ。シェフはまだ20代に見える若いスイス人ですが、レース開催国の食材や特徴を、毎回うまく活かしてるように感じます。

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 まだ酔っぱらってなかったんですが、ピンボケです。イタリアの発泡酒で乾杯したあとは、このスイスの白ワインが出てきました。冬にminmin家とジュネーブのフォンデュ屋で呑んだ、シャスラ種のような味わいでした。

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 続いて口直しのような感じで、泡にくるまれたニョッキが供され、

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 メインは牛フィレのステーキ。濃厚な赤ワインソースに舌鼓。かなり窮屈な厨房の中、たった3人のスタッフで、20人以上にほぼ同時に熱々の料理を出すのですから、大したものです。

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 赤はNo1(ヌメロ・ウーノ)というイタリアワイン。料理との相性も完璧で、ついついお代わりがススムくん・・・。

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 デザートも、いうことなし。

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 この道30年のアニー嬢は、アイルトン・セナやマンセルの広報も務めた人。「今だから言うけど、あの時はねえ」話で、大いに盛り上がったのでした。


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コメント

このシェフにぜひジュネーブで開店して頂きたい〜♪....出資はできないですが。

投稿: しろみ | 2011年5月21日 (土) 17時05分

翌日の昼はピレリでご馳走になったんですが、この太麺海の幸パスタが絶品で・・・って、私は何をしにスペインくんだりまで来ているのだ?

投稿: ムッシュ柴田 | 2011年5月21日 (土) 17時48分

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