地上最速の電車に乗ってみる。
シンガポールから5時間ほどのフライトで、夕方に上海到着。定宿のホテルまでタクシーで行くと、2時間ぐらいかかる上にけっこういい値段なので、今回は地下鉄にトライするつもりでした。
ところが当地駐在の寮仲間であるOくんにメールで訊ねたところ、「軽く2時間半はかかるし、もしラッシュ時に当たるとものすごいマナーに巻き込まれて、外国人にはツライかも」とのことなので、これは取りやめ。代わりに、「リニアモーターカーで市内まで行って、そこからタクシーで行けば?」というアドバイスをもらったので、それに従うことにしました。
空港の駅は、こんな感じ。コイルを巻いてあるようなデザインの柱は、もしかして「磁石の電車だぞ」という主張?
チケット売り場です。リニアモーターカーは、中国語で「磁浮」。何て発音するのか知らないけど、字面はまさにそのまんまです。ちなみにこの電車、「磁気浮上式で超高速運転を行う、世界唯一の一般営業路線」(ウィキペディア)とのことです。
待つこと、しばし。やって来た磁浮くんは、新幹線の近未来デザインを見慣れた目には、ちょっと昭和っぽいかなあ・・。
中の雰囲気も、十分にレトロ。片側3席の車両は、ほとんどガラガラでした。片道50元(約650円)という料金が、微妙に高いせいか。何しろ終点まで、乗ってる時間はたった7分ですからね。でも逆に言うと、たった7分で上海市内まで行けるわけだけど。
地面から浮上して走るんだから、音もなく滑るような乗り心地を想像してました。ところが実際は、ガタゴトけっこう揺れるんですよね。あっというまに時速300kmを超えたので、とりあえずパチリと1枚。それからもスピードはどんどん上がり・・・、
ついに430km/hに到達。感激?いや、あんまり。窓外の景色を見ても、全然スピード感がないし、とにかくガタゴトが激しくて。7分ぐらいの乗車で、ちょうどいいかな・・・。
地元らしき人々も、さかんに写真を撮ってました。ほらほら、左側の監視カメラが、じっと見てますよ。
終点からタクシーに乗ったら、ホテルまではわずか40分。今までで、最速記録でした。Oくん、謝謝!。
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