高津は、エライ。
しこしこと原稿を書いている傍らで週刊誌を読んでいた嫁が、「高津は、エライ」としきりに感心している。何事とのぞき込むと、プロ野球選手の高津臣吾のことだった。
僕は世代的にほとんど馴染みがないのだけれど、その経歴だけでも、なかなか凄い人です。
1990年にヤクルトからプロデビューし、長い下積みを経て、救援投手として高い評価を得る。そして36歳の時に、念願のメジャー挑戦を果たす。メジャーとマイナーを行ったり来たりした末の2年後、同僚だった古田が監督を務めるヤクルトに復帰。しかし古巣での2年間のことは「今でもあまり話したくない」と本人が言うほど、ツライものだったようだ。
そして2008年に、メジャー再挑戦。今回は最初から、マイナー契約だった。しかし結果を残せずに、すぐに戦力外通告。すでに40歳に手が届きかけていたけれど、本人の現役続行の意思は固く、他球団の入団テストを受けるも、落ちてしまう。半年後に韓国球界に活躍の場を求め、好成績を挙げるものの、球団の方針から放出される。
2009年、なんと三度目のメジャー挑戦。サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約。とはいえメジャーに上がることは今回もかなわず、翌年には台湾へ。13セーブを挙げるが、オフに契約打ち切りを告げられる。そして今年、独立リーグの新潟アルビレックスに入団。現在、42歳。単身赴任中。
野球さえできれば、どこにでも行くという気迫が、経歴からだけでも伝わってきます。
フリーの鑑(かがみ)だな・・。
| 固定リンク
「スポーツ」カテゴリの記事
- バルセロナは、大雪ですよ!(2018.02.28)
- 「ボルトやらクリントンやらスティービー・ワンダーやら・・」のアメリカGPブログその2です(^^)(2017.10.23)
- ヒル襲来はなかったけど、全然「散歩」じゃなかった南アルプスマラソン(≧m≦)(2017.10.18)
- オースチンは、本当に夕焼けが美しいサーキットです。(2016.10.21)
- 「戸隠古道トレラン50km」ーその2ーええ〜!?フィニッシュ後に、まさかのサプライズ。(2016.09.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント