『ロビンフッド』、大堪能。
「相棒2」の口直しには、いかにも映画らしいのがいいだろうと、翌日「ロビンフッド」を観に行ってきました。
クリスマス翌日の渋谷の、卒倒しそうな人混みをかき分けつつ、道玄坂の映画館にたどり着く。中は、こういうレイアウト。本来特等席のはずのド真ん中が通路になってる、昔懐かしい映画館でした。床が十分に傾斜してないので、前列の人のツンツン立ってる髪の毛もちょっと邪魔になる。
などという雑念は本編が始まるや瞬時に消えて、すっぽり物語世界に没入しました。
映像も語り口も、主人公も脇役も悪役たちも、すべてが魅力的。ラッセル・クロウのロビンフッドは暑苦しくも太めでも粗野でもなく、惚れ惚れするような男っぷりだし、ケイト・ブランシェットのマリオンも、ものすごく女っぽい。ストーリー自体はシンプルで、登場人物たちの造形も、複雑というわけではない。でもそれぞれの性格の際立たせ方がすごく上手だから、実在の人物のような存在感がある。
いや〜、面白かったなあ。もう1回、映画館で観たいな〜。
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