偉大なボルドーでした。
家族ぐるみで仲良くしてもらってたSさん家が日本に本帰国する前々日、半ば強引にホテルに押しかけ、送別会のダメ押しを開きました(開かせた、と言うべきか)。
それぞれの家族が食べ物や酒を持ち寄って、簡単に食事でもしながら名残を惜しもうという趣向。うちからは例のシャンペンを持って行ったのですが、Sさんが秘蔵のボルドーを出してくれて、かえってものすごく恐縮してしまったのでした。
2本とも、毎年9月になると行われるカルフールのワイン大売り出しの際に、買ったものとのこと。
コス・デストゥルネルは確か、90年代始めのビンテージを10年以上前に呑んで以来かも。ずいぶん久しぶりでしたが、あの頃に比べて飛躍的に良くなってる印象。凝縮感のある、いわゆる「偉大なボルドー」の風格を感じて、正直ビックリしました。
などと感嘆しながら味わっていたら、次に出てきたのがレヴァンジルの2004年。こちらは初めてでしたが、いや、これも凄かった。奥行きの深さ、尋常ならざる余韻の長さ、そしてエレガントさ。いや〜、素晴らしい。
あとでS夫人が、「これはパリを離れる最後の日に、夫婦で呑もうと思ってたものみたいですよ」と嫁に耳打ちしてたそうで、恐縮のさらなる追い討ちでした。でも得がたい体験に、深謝、深謝です。
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