パリの「靴磨き教室」。
まもなく本帰国するSさんご一家宅に、過日昼食に招待されました。
実はSさんは、素晴らしい靴コレクションの持ち主で、食後には即席の「靴磨き教室」を開講。
コレクションのごくごく一部です。仕事柄スーツを着る毎日なので、かちっとしたトラディショナルなモデルが多い。10年以上履き続けている靴もあるとのことですが、とてもそうは見えない手入れの良さ。
靴磨きの手順や、使っている道具自体は、僕とそれほど大きな差はない。決定的に違うのは、一足あたりにかける時間と、愛情ですね。いとおしむように、ひたすら布で磨く。
とりわけ印象的だったのは、あのパリの(何が落ちてるのかわからない)道路を踏みしめている靴底を、まったく頓着しないでグワシと掴んで、磨くこと。あ、本当に靴が好きなんだなと思いました。
ちなみに今回は、これらのワインを。あ〜今年も、レジスおじさんの収穫を手伝えない・・・
。
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コメント
葡萄収穫、残念ですね。後ほどしっかり報告させていただきますから。
それにしても、Henri Perrot-Minot Charmes Chambertin 1990なんて今持っている人なんていないと思いますよ。いかがでしたか。
投稿: minmin | 2010年9月 6日 (月) 23時58分
何となくBlogを拝見したら・・・まさかあの靴磨き講座が載せられていたとは!いや、お恥ずかしい。
確かに最初は気にしてましたが、今は靴磨きするときは底ごと掴んで、その後すぐ手洗いするようにしてます。
貴重なワイン本当にごちそうさまでした。
なんというかイメージ的にゆっくり話す物腰柔らかなおじいちゃんを想像するようで含蓄のある味でした。でもしっかり価値のある経験に基づいた話、と言うような感じで。
そんなイメージが浮かんだのはワインを飲んでいて初めてだったので、ちょっと書いてみました。
投稿: takkunn_s | 2010年9月 7日 (火) 00時15分
minminさん、
Perrot-Minotは、色はさすがに儚げなチュイルになってましたが、抜栓してからの1時間ほどの間に、しっかり物語を語ってくれてました。同じ造り手のCharmes Chambertin1993がもうほとんど飲めないレベルだったのに比べると、本当に偉大なビンテージだったんですね。毎年1本くらいのペースで開けてきて、これが確か最後の1990だったと思います。
takkunn_sさん、改めてご馳走さまでした。
それにしてもあのワインから、こんなイメージを紡ぎ出すとは。もうすでにしっかりワイン地獄、いやワイン天国にはまってますよ!
投稿: ムッシュ柴田 | 2010年9月 7日 (火) 00時38分