食は、ブルージュにもあり。
週末を利用して、ブルージュを中心としたベルギー旅行に出かけてきました。パリから、ほんの300km。
「北のベニス」と呼ばれるほど、旧市街には運河が張り巡らされてます(ゴンドラはないけど)。そしてこの町には、手ごろな値段の美味しい店がいくつもありました。フランスに比べると、明らかに物価が安い!
Refterレフターというこのビストロは、偶然見つけた店でした。有名なDe Karmelietというミシュラン三つ星レストランの辺りをウロウロしていて、「何かさすがに、敷居が高そうだねえ」とボヤきながら、すぐ先の角を曲がったところで発見。一面のガラス窓越しに、賑やかかつ感じの良さそうな店内が、見て取れる。その場ですぐに翌日の予約をして、出直したのでした。
快晴だったし昼食ということで、中庭の大きなパラソルの下の席へ。昨年3月に開店したばかりで、厨房は内部でDe Karmelietとつながってるとのこと。うん。期待できそう。前菜とメインか、メインとデザートで25ユーロ(約2800円。ありがとう、ユーロ安!)。3皿でも、35ユーロ(3900円)でした。
細かく刻んだキュウリとコリアンダーの上に、北海産のサーモン・マリネが載った前菜。シンプルながら、初夏の1皿目としては申し分なし。
前ピンになってしまいましたが・・・、今が旬のホワイトアスパラに、フランドル風ソースを掛けたもの。これは普通のドレッシングに、ゆで卵とパセリを刻んだソースとのこと。さっそくうちでも試してみたけど、食感が面白い。アスパラは、いかにも採れたてといった風情でした。「パリの市場だったら、キロ○○ユーロはするな・・」と、つい計算してしまう。
ワインはグラスで、リースリングやシャルドネ、ピノノワールを頼みました。
嫁のメインは、乳飲み子山羊の肩肉を低温でじっくり焼いたもの。この店全体に言える印象ですが、こういうクセのありそうな料理もあっさり調理してあって、透明感さえ感じます。いつもはガッツリした迫力を好む方ですが、この町の雰囲気には、こっちが合ってるという気になります。
と言ってるそばから何ですが、この豚の脂の芳醇さには、しみじみ満足。
デザートは、ひと皿を分けました。林檎のタルトを、カラメル状に焼き上げたもの。あっさり、でもしっかり甘くて、昼食の仕上げとしては完璧。いい店を、見つけました。ただし地元にお住まいで(?)すでに何度かいらした方のブログを見てみると(こちら)、「おいしいけど、もう行かない」という、ちょっと厳しい評価でした。僕はあまり、割高感は感じませんでしたが。
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