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2010年2月12日 (金)

マンデラ釈放20周年。

 2月11日。朝起きてニュースチャンネルをつけたら、ネルソン・マンデラの資料映像を流している。ああ、かなり高齢だし、最近は体調が思わしくなかったようだから、とうとう・・・と思ったけど、幸い違いました。27年間の獄中生活を終えて釈放されたのが、ちょうど20年前の1990年2月11日だったというわけです。

 何でもいいから、何かにかこつけて呑みたい人間としては、その晩は「マンデラ釈放20周年記念」と題して、1990年のポムロールを引っ張り出してきました。

Img_3702 1994年5月に、1本122フラン(2500円くらい)で、1ダース買ったと記録にありました。少なくともこの10年は呑んだ記憶がなく、あと何本残っているのかも不明。でも深いルビー色の液体からは、革の熟成香とともに完熟の赤い果実や、スパイシーな香りも。滑らかで凝縮された口当たりは、ただただ心地よく、シヴェ(豚肉をオリーブの実などといっしょに、赤ワインで煮込んだシチュー)との相性も抜群でした。

 ちなみに、このシチュー。自家製ではなく、近所のスーパーInnoの食料品売り場のものです。ちょっと塩が効いてるけど、美味しかった〜。

 ほろ酔い気分で、釈放されてから南ア大統領になるまでのドキュメンタリーを観る。デクラーク元大統領とか、デズモンド・ツツ大司教など、懐かしい人々も登場。そういえばあの頃は、毎日のように出てきた名前だった。ツツ大司教は、意外にもマンデラより10才以上も若く、元気いっぱい、かわいいジイサンでしたね。

 「マンデラの名もなき看守」という映画を観ると、釈放から大統領就任まで、すんなり行ったように描かれている。でも実は、根強く残るアパルトヘイト主義者や、身内のANC(アフリカ民族会議)との激烈な権力抗争に打ち勝って、大統領の座を得たんですね。知らなかった。

 デクラークが徳川慶喜としたら、マンデラは坂本龍馬と木戸孝允と西郷隆盛を合わせたような人物ではないかなどと、いい気持ちになりながら思ったのでした。

 

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