「座ったら あかんえ」。

　この年末年始は、『仁』、『坂の上の雲』、そして『龍馬伝』などにかじりついていたために、土佐弁、伊予弁が、わが家を飛び交うようになりました。それから花魁(おいらん)言葉も。ひところ、パリの奥様方は、末尾に必ず「〜で、ありんす」と付けていたとか(笑)。あの中谷美紀には、惚れ惚れしましたね・・・。

　さて、京都旅行の続きどす。

　2日目の朝は四条大宮までバスに乗り、そこから嵐山電鉄に乗り換えました。

　住宅街の軒先を、かすめるように走り、太秦広隆寺で下車。すぐ目の前が、広隆寺です。

　弥勒菩薩は、国宝第１号だったんですね。これももちろん素晴らしかったですが、隣の通称「泣き弥勒」も、素朴でよかったな。

　そこから徒歩で、妙心寺、仁和寺と、仏像巡りをしました。覚悟していたほど寒くなくて、よかった〜。

　この仁王様(?)は、妙心寺だったかな？

　仁和寺御殿。沢田研二が光源氏を演じた1980年のドラマ「源氏物語」は、確かここでロケしてました。

　・・・なごみます。

　そこからさらに頑張って歩いて、龍安寺へ。腹が減ったので、まずは境内にある湯豆腐屋へ。

　隣は、フランス人の家族でした。食べ方でまごついてたので助けてあげたら、なんとうちの近所に住んでるんだと。

　で、いよいよ石庭です。

　ところが境内は大改修工事の真っ最中で、足場だらけだわ、ものすごい騒音とホコリだわ。

禅の道は、険しいのお・・・。