今年のワイン市は、アルザス狙いで・・・。
恒例のパリ・ワイン市に行ってきました。人ごみを避けて、最終日の月曜日の訪問です。
12月は毎年、パリの南西の端、ヴェルサイユ門にある見本市会場で、開かれます。シンボルマークの「樽担ぎ」(© minmin氏)が、いつものように燦然と輝いています。
何しろ1000軒近い造り手が終結してますから、片っ端から試飲して回ることはしばらく前に止めて、テーマを絞ることにしています。今回は、比較的早飲みの、気軽に開けられるキリッとした白がいいかなと。アルザスのリースリングを中心に、あちこち見て回りました。(中の様子は、ちょうど2年前の訪問記をどうぞ)
それにしても同じアルザスのリースリングでも、造り手や畑違いでまったく別物になってました。ものすごくミネラルが効いていて、口に含んだ瞬間に強風吹きすさぶ雪山に連れて行かれたような、峻厳なワインもあったり。
それはそれで魅力的でしたが、今回はもっと優しいリースリングを2種類。それにしても地方性なのか、アルザスの人たちは皆人懐っこくて、愛想が良くて、でも商売っ気をあまり感じさせない。こちらもついつい話し込んだりして、楽しい時間を過ごせました。
少しは寝かせておこうとと思いつつ、翌日の晩にはスッセンベルグ2007年の方を、ついつい開けてしまう。うれしいことに、会場で試飲した時よりさらにおいしく感じる。買っておいた生ハムとマスカルポーネチーズをはさんで焼いたパニーニや、ブロッコリー、ズッキーニ、人参などの温野菜との相性も抜群。ふだんは嫁と二人で半分ぐらいしか空かないこともあるのに、この夜はほとんど飲み干してしまいましたヨ・・。
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コメント
この造り手、Engelbergと並んでSusenbergがいいみたいですね。スタイルはすっきり系といわれているようですが、飲みやすい感じが伝わってきます。
こちらはというと、最近アルザス飲まないです。むしろ、南とかロワールのワインが多いです。なんだかアルザスはスイスのワインとタイプがダブるんですよね。フランスでは食用葡萄のシャスラで醸したワインがなんとなくアルザスを飲んだときの満足感と似てるんです。もっと水っぽいんですが。
今度来られた時に紹介しますね。
投稿: minmin | 2009年12月17日 (木) 22時04分
minminさん、こんにちは。
普段呑みには最高で、非常に好感の持てるワインでした。もっと買っておけば、よかった。
2日ほど前に日本に戻ってきましたが、ヨーロッパは相当寒そうですね。こちらは、あちこちで地震です。
スイスワインを味わえることを、楽しみにしつつ・・・。
投稿: ムッシュ柴田 | 2009年12月18日 (金) 00時01分