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2009年6月10日 (水)

クライバーン国際ピアノコンクール。

 日本人の全盲のピアニスト、辻井伸行さんが優勝したというニュースを聞いて、このコンクールの公式サイトをのぞいてみた。

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 その中では特に、出場者の演奏の模様をじっくり動画で見せてくれる、「クライバーンTV」が実によくできている(こちら)。

 この数日は仕事をしながら、予選から準決勝、決勝までのすべての演奏を、BGM代わりに聴いている。もちろん辻井さんの演奏も素晴らしいのだが、個人的には共同受賞したZhang Haochen(漢字では、どう書くんだろう)という19歳の中国人男性の、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番にしびれましたヨ。

 まだ19歳の、少年としか思えない風貌の、どこからあんな成熟した音楽が出てくるのやら。

 それからこの公式サイトのブログや、地元紙のサイトなどでは、辻井さんに対する厳しい評も載っている。お祝い一辺倒の日本のマスコミも、そういうのを少しは紹介するべきではないかな・・(たとえばこれとか、これとか)。

 今回が優勝者の一人が、史上初の全盲のピアニストだった。それに対して審査委員長が、「目が見えないのに素晴らしいとか、そういうレベルの演奏ではなかった」と絶賛していました。それに対して外部の批評家、専門家たちからは、「そういうコメントを出すこと自体、『全盲のピアニスト』という外見にとらわれている。もし出場者についてまったく事前知識がなく、当日も音だけで演奏を判断していたら、こういう結果にはならなかったのではないか」という手厳しく、かつ非常に自由な意見も出ていました。

 日本でこんなこと、書こうものなら・・・。

 

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