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2009年5月11日 (月)

「バーニャ・カウダ」を、初めていただく。

 引っ越しを終えたばかりのU家にお邪魔して、夕食会。そこで、「バーニャ・カウダ」なるものを初めて食べた。語感はインドっぽいけど、イタリア料理です。

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 これが、それ。旅館の朝食で湯豆腐を温めるようなポットが、各人の前にひとつずつ置かれる。中にはニンニクを漬け込んだオリーブ油に、細かく砕いたアンチョビがたっぷり入っている。これをロウソクで下からじっくりと温めて・・・、

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 食べやすい大きさに切った赤ピーマンやグリーンアスパラ、ジャガイモ、人参、インゲン、セロリなどなどを・・・、

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 お風呂に入れるように漬けて、食する。だから「バーニャ」はお風呂を意味するイタリア語かと思ったけど、それなら「バーニョ」だよね。検索したら、ピエモンテ地方の郷土料理で、「温かいソース」という意味だそうな(説明は、こちら)。

 アンチョビの濃厚な塩味、オリーブ、ニンニク、そして野菜本来の甘みが渾然一体となって、素朴な料理なんだけど、いや、おいしい。食べ始めると、手が止まらなくなる。子供たちはちぎったパンを漬け込んでバクバク食べていて、マネしてやってみたら、これまたイケる。当然ワインにも、合わないはずはなく・・・、

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 どんどん、どんどん空いて行く。みんな、いいワインたちだったな〜。

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 締めのアンチョビパスタも絶品で、別腹とばかりにお代わりしてしまう。

 本当に、ご馳走さまでした。


 


 

 


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