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2009年3月18日 (水)

バルセロナ空港の、ないしょのレストラン。

 空港に早く着きすぎてしまって、しかもお腹が空いているというのは、状況としてはあまりよろしくない。空港のレストランというのはたいていの場合、高い割りにおいしくないからだ。

 バルセロナからパリに帰ろうという晩も、飛行機の出発の3時間近くも前に着いてしまった。しかもお腹がぺこぺこ。通路沿いに並んでいるレストランやカフェは、ザワザワしていてどうも落ち着かない。

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 そしたら奥の方の目立たない場所に、ひっそりとこんなカフェテリアがあった。肉料理が、ウリらしい。スペイン滞在中は毎日頑張って走って、そういう時は特に、たんぱく質を摂ることが重要だというのを、みなみさんのブログで知ったばかりだったので(こちら)、「よし、肉を食おう」と入って行った。

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 メニューの中から、「肉のグリルの盛り合わせ」というのを注文する。子牛のステーキと、豚のソーセージと、羊の焼いたのと、ついでに鶏まで載っていて、フレンチフライとピーマンの揚げたのが添えてある、豪快な一品。ヒンズー教徒やイスラム教徒のことは、あまり考えてない料理だ。これで12ユーロ(約1400円)は、安い!

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 たまに肉を食うんだからと、こってり重い赤ワインを注文する。Sangre de Toro「サングレ・デ・トロ」(牡牛の血)という、名前からして重量級のカタルーニャの赤だ。ただし、たったの3ユーロ(約360円)。もともと安い上に、写真だと大きく見えるけど、180ccの超小型ボトルなのです。でも肉料理には、抜群の相性だった。また、来ようっと。

 

 


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コメント

確かに美味そうですね。

投稿: Kさん一家代表取締役 | 2009年3月19日 (木) 20時42分

たまにこういうの、食いたくなりますよね。

投稿: ムッシュ柴田 | 2009年3月20日 (金) 00時21分

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