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2009年3月

2009年3月31日 (火)

メルボルンの地ワイン2種。

 夜、食い物屋を探してホテル周辺をブラブラ歩く。しかしこの辺はオフィス街のため、ほとんどの店が午後3時(!)で閉まってしまうのだ。仕方なくSubWayというファーストフードで長さ12インチのサンドイッチを買い、それでもあきらめきれずにもうひと区間歩いたら、遅くまでやっているワイン屋を発見した。

 ふらふらと入って行って、物色。店のオジサンが熱心なひとで、いろいろ地元のワインのことを教えてくれ、1本20ドル(約1400円)ほどでお勧めの赤と白を、買い込んで帰った。

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 光の具合で右が赤で左が白に見えますが、その反対です。2007年のシャルドネと、2004年のピノ・ノワール。年ごとの出来具合いもわからないので、言われるがまま。それにしても世界中どこにも、数奇者はいるのですね。話し出したら、止まらなくなっていた。

 右のマウント・マクリードという白は、オーストラリアでは珍しくないキャップ式だった。きれいな黄金色で、樽香も強くなく、爽やかなデイリーワインだった。一方のサースフィールド・エステートは、色だけはヴォーヌ・ロマネのような濃さ。でも香りが立ってくれない。口に含むと、ひたすら重い。相撲取りに一直線に押し切られる感じ、・・というワインらしからぬイメージが湧いてしまった。

 なかなか美しいホームページを見ると(こちら)、フランスからオーク樽を輸入したりして頑張っている。でも同じピノ・ノワールでも、土地と気候、作り方で、まったく別物になってしまうんだね。などと言いつつ、2階下に滞在中のA氏を呼んで、いっしょに空けたのであった。

 そういえば今ごろ南半球は、ちょうど葡萄の収穫時季なのかな。

 

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2009年3月29日 (日)

今年も、メルボルンを走る。

 相当に久々の、ランニングネタです。

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 今は〜、もう秋〜。

 南半球のオーストラリア・メルボルンは、秋も更けようとする頃。日中は20℃以上あるけど、朝晩はけっこう涼しい。

 今年は奇跡的に職場まで歩いて行ける場所にホテルが取れ、しかも10分も走ればこんな風景が広がる。ランニングには、絶好の環境だ。

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 海岸線は延々と続き、しかも変化に富んでいる。

 

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 砂浜の辺りは、こんなふうに木の板の通路になっていて、すごく走りやすい。

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 しばらく行くと、潅木の広がるちょっと野性的な風景になる。

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 こんな太鼓橋みたいなのもあって、走っていて全然飽きない。

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 反対側を望めば、メルボルン中心部のビル群が見える。都会暮らしをしながら、すぐ近くで豊かな自然にも親しめる環境なのだ。いいよね〜、土地が広いと。








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2009年3月26日 (木)

船上の昼食。

 せっかくの日曜日というのに、パリはどんよりと曇ってました。

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 しかも風がピューピュー吹いてて、寒いこと。それにもめげずに家族でわざわざ外出したのは、以前ワインを買ったアルボワの造り手から、船の上の試飲試食会の招待状が届いたから。

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 会場は、エッフェル塔近くの河岸に留めてある「ル・マキシム」という船。あのマキシムと関係あるのかどうかは知らないけれど、2階建ての内部はけっこう優雅な造りになっている。

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 下のスペースは、試飲試食会場。全国各地のワインやシャンペン、フォアグラ、ソーセージ、チョコレートなどなどを自由に味わえる。素朴なお菓子の詰め合わせが美味しくて、つい買ってしまった。

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 上階ではちゃんと坐って、軽食が取れるようになっている。

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 生ガキに目のない嫁と娘が、1ダースを取り合うように食べ始めた。1個1ユーロ(約130円)ちょっとだから、レストランよりはずいぶん安い。

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 そしたら隣に座った4人は、一人で12コずつ召し上がってました。フランス人の健啖ぶりは、さすがと言うか。それにしてもロワールの赤をいっしょに飲んでたけど、どうなんだろ。合うのかな。

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 僕はサラミとかパテとか、白ブダンの盛り合わせを注文した。これで確か、7ユーロほどだった。(普通のブダン、白ブダンの説明は、こちらが詳しいです)

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 シャルドネが1杯1ユーロというのも、うれしい。

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 停まってる船とはいえ、ちょっとした旅気分も味わえるし。気に入りました。











 

 


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2009年3月24日 (火)

『ジャビーズ・コラム最終章』。

 今回は、ちょっと宣伝です。

 二玄社という出版社から、『ジャビーズ・コラム最終章』という翻訳書を出させていただきました。

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 僕の仕事上の大先輩でもあったジャビー・クロンバックというスイス人ジャーナリストが、戦前からの半世紀以上にわたるレース遍歴を語った本の完訳です。

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 この本は、こんな感じで始まります。

 「私はつくづく、幸せな人間だと思う。なにしろ人生の大部分をフリーランスとして過ごしてきたから、朝起きた時に『くそ、今日も会社に行くのか』と毒づく必要はなかった。週末ともなれば、私の職場は世界中へと広がった。これまでヨーロッパ外へ旅行した際の航空券をすべて保管しているが、計算すると優に40周は地球を周回していることになる。数少ない心残りは、ミッレミリアに参加しなかったことと、「クイーン」あるいは「フランス」といった豪華客船で大西洋を渡らなかったことぐらいだ」。

 「私はグランプリに、人生を捧げてきた。そのために失ったものも多い。家族との団欒は、その最たるものだろう。しかし私という存在のベクトルは、すべてがF1GPに向かっていた。自動車レースは単なるスポーツではなく、宗教なのである。」

 「そんなだから、他のことには興味が持てない。スティーブ・マックィーンが私に会いにパリまで来た時も、彼が誰なのかまったく知らなかった。スターリング・モスからの紹介と言われなかったら、無視していたことだろう。」

 「あるいは後年、ジャッキー・スチュワート主宰の夕食会で、ある男と楽しく歓談したことがあった。あまりにレースに詳しく、的確な判断を述べるので、『どの雑誌に記事を書いてるんですか?』と訊ねた。すると彼は、『私はジャーナリストじゃありません。ミュージシャンのフィル・コリンズですよ』と返された。もちろん私は聞いたこともなく、しかもその晩は彼のことをずっと、「ジョージ」と呼んでいたらしい。ある日ジャッキーが大笑いして、こう話してくれた。
 あの夕食会以来、フィルが私に電話してくる時は、決まって『もしもし、ジョージですが』と言うんだよ。」

 本人の人柄が偲ばれるこういう文章は、訳していて面白かったです。

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 とはいえ原著は大判二段組の400頁近い大著で、日本語でも400字詰め原稿用紙1000枚以上の分量になりました。上の写真のように、原著のレイアウトもほとんど忠実に再現されています。かかわった人間がいうのもなんですが、かなりの労作です。二玄社でなければ、できなかった本でしょう。

 値段は・・・、税抜きで8800円(!)。とても気軽に買える値段ではないのですが、できれば図書館でリクエストして、読んでいただければ幸いです。

 訳者も「訳者後書きに代えて」の最後に、こう言っています。

 「古くからのジャビーファン、F1ファンだけでなく、これまで自動車レースに興味のなかった人々に一人でも多く、この本が読まれますように。」

 


 


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2009年3月22日 (日)

美術館へ、プチ遠足。

 娘の通う小学校では年に何度か、半日ほどのプチ遠足がある。そしてそういう時には付き添いのために、4、5人の父兄に招集がかかる。

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 「2列に並んで、前後の間隔を詰めて」、なんてことを言っても、フランス人の子供たちは全然聞かない。だから一人の父兄が5、6人を担当して、列から飛び出したりする子を見張るのだ。

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 今回は僕も参加して、近所の近代美術館へと向かった。

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 入るとすぐに、アメリカのジミー・ダーハムのオブジェが展示してある。「岩につぶされた飛行機」。これがゲージツなどと思うよしもない子供たちは、走り寄って行って触りまくり、制止するのに大わらわだった。館長の方針で、作品と鑑賞者を隔てるロープとかを、いっさい置かないようにしてあるのだという。素晴らしい方針だけど、おとーさんたちは大変。

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 ラウル・デュフィの大壁画。めくるめく色彩が、圧倒的な迫力で迫ってくる。さわっちゃ、ダメだってば!

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 学芸員の女性が、子供たちをフォービズム(野獣派)の絵の前に座らせる。後ろにはずらりとツボや皿が並んでいて、ひっくり返しはしないかと、大人たちはハラハラだ。

 彼女が樹木や空や道の色を子供たちに訊ね、「ホントの色とはずいぶん違うよね。どうしてだと思う?」というところから、フォービズムの成り立ちをかみ砕いて説明して行く。専門家とはいえ、うまいもんだ。

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 説明が終わると、「じゃあ、自分だけの花の絵を描いてみよう」と、車座になってお絵描きが始まった。ブラックやらピカソやら、本物がずらりと並ぶそのすぐ前で、悪ガキたち、いやお子様たちに平気で絵を描かせるなんて、すごい。木の床にパステルがはみ出してたけど、そんなことかまってないし。

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 「きれいに描こうとしちゃ、ダメ。今まで自分が描いたことのないようなものを、描くように」。要は、既成美術を否定したフォービズムの歴史を、疑似体験させようとしているわけだ。

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 続いて、ダダイズムの作品に移る。「ごみ箱から拾ってきたものを材料にした」という説明に、子供たちから驚きの声が上がる。「他人が『何、これ?』と思うものでも、自分のサインをすれば、その人にとっては作品になるのよ」。付き添ってる大人も、いっしょにフムフム。小さい時から、うらやましい環境だな〜。

ちなみに・・・、

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 ウルトラマンに登場した「ダダ」の名前も、ダダイズムから取ったんだよね。

 




 








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2009年3月20日 (金)

オテル・ムーリスの裸男。

 パリはここ数日、快晴が続いている。気温も日中は16℃まで上がって、散歩していても本当に気持ちいい。

 チュイルリー公園で娘を遊ばせていて、通りを挟んだ向かいにあるオテル・ムーリスの建物にふと目を向けると・・・、

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 窓が大きく開いて、ピンク色の物体が外に出て来るのが視界に入った。近視矯正手術の前だったら気がつきもしなかっただろうけど、幸か不幸かバッチリ見えてしまった。

 オジサンが素っ裸で、ベランダに出ているのだ。超高級ホテルに泊まるような人は、他人の目なんて気にならないのかな・・・。オジサンと知りつつ、カメラに収める方もどうかしてるけど。さて、どこにいるでしょう?(拡大しても、美しくないですヨ)。

 

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2009年3月18日 (水)

バルセロナ空港の、ないしょのレストラン。

 空港に早く着きすぎてしまって、しかもお腹が空いているというのは、状況としてはあまりよろしくない。空港のレストランというのはたいていの場合、高い割りにおいしくないからだ。

 バルセロナからパリに帰ろうという晩も、飛行機の出発の3時間近くも前に着いてしまった。しかもお腹がぺこぺこ。通路沿いに並んでいるレストランやカフェは、ザワザワしていてどうも落ち着かない。

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 そしたら奥の方の目立たない場所に、ひっそりとこんなカフェテリアがあった。肉料理が、ウリらしい。スペイン滞在中は毎日頑張って走って、そういう時は特に、たんぱく質を摂ることが重要だというのを、みなみさんのブログで知ったばかりだったので(こちら)、「よし、肉を食おう」と入って行った。

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 メニューの中から、「肉のグリルの盛り合わせ」というのを注文する。子牛のステーキと、豚のソーセージと、羊の焼いたのと、ついでに鶏まで載っていて、フレンチフライとピーマンの揚げたのが添えてある、豪快な一品。ヒンズー教徒やイスラム教徒のことは、あまり考えてない料理だ。これで12ユーロ(約1400円)は、安い!

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 たまに肉を食うんだからと、こってり重い赤ワインを注文する。Sangre de Toro「サングレ・デ・トロ」(牡牛の血)という、名前からして重量級のカタルーニャの赤だ。ただし、たったの3ユーロ(約360円)。もともと安い上に、写真だと大きく見えるけど、180ccの超小型ボトルなのです。でも肉料理には、抜群の相性だった。また、来ようっと。

 

 


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2009年3月16日 (月)

カタルーニャ語は、ちんぷんかんぷん。

 バルセロナに来る時の定宿、郊外の町グラノレスに、今回も滞在している。

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 夜の8時ではまだレストランが開いていないので、タパス屋で夕食を済ますことに。

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 去年、初めて見つけた店。安くておいしくて、感じがいい。

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 唯一の欠点は、メニューがみんなカタルーニャ語で書いてあることか。バルセロナを含むスペイン北東部、そこだけで話される特別な言葉である。とはいえフランス語やスペイン語に似ている単語もあるから、何とかなるだろうと思ったのが間違いの元だった。

 sipiaと書いてある品が目に留まり、「セピア」みたいだからイカだろうと独り合点。いっしょにシャルドネをグラスで注文する。

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 しかし出てきたのは、臓物と肉団子の煮込みであった・・・。おいしかったけど。

 何としても魚介類が食べたいと思って、肉団子を食しつつ、メニューを凝視。もしかしたら、小魚の揚げたのかと思われるものを発見する。自信がないながらも、ギャルソンにそこに書いてある言葉を何とか読み上げて注文した。

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 そしたら流ちょうな英語で、「はい、小魚の揚げたのですね」だって。

 

 


 


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2009年3月14日 (土)

ホンダの「見果てぬ夢」

 いいCMです。数年前に、イギリスで制作されたもの。「あの星」は、もう届かないところへ行ってしまったんですかね。「夢の力」を、信じたいのに。

THE IMPOSSIBLE DREAM

To dream the impossible dream
To fight the unbeatable foe
To bear with unbearable sorrow
To run where the brave dare not go

To right the unrightable wrong
To love pure and chaste from a far
To try when your arms are too weary
To reach the unreachable star

This is my quest to follow the star
No matter how hopeless
No matter how far
To fight for the right
without question or pause
To be willing to march
into hell for a heavenly cause
And I know if I'll only be true
to this glorious quest
That my heart will lie peaceful and calm
when I'm laid to my rest

And the world will be better for this
That one man scorned and covered with scars
Still strove with his last ounce of courage
To reach the unreachable stars

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2009年3月12日 (木)

偶然。

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 エイヤとシャッターを押したら、こんなふうに写ることもあるんだね・・・。

 

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2009年3月10日 (火)

『しゃべれども しゃべれども』。

 スイスでお世話になったminmin家の次男くんは、落語の才能を発展中である(大爆笑のヴェルソワ便りは、こちら)。

 そのため滞在中は、落語の話で大いに盛り上がった。おかげで帰ってからも余韻冷めやらず、1年ほど前にDVDを購入して、途中で観るのをやめていた日本映画『しゃべれども しゃべれども』を観直した。

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 TOKIOの国分太一が、なかなか芽の出ない二つ目の落語家「今昔亭三つ葉」を。そして師匠の今昔亭小三文は、伊東四郎が演じている(!)。出演者もプロットも面白そうなのに途中でやめてしまったのは、大阪から転校してきた小学生の優くんの関西弁が、浮いてるように感じたから。

 でも今回改めて観直したら、むしろこの子にすっかり魅せられてしまった。最初はまったく落語に興味がなかったのに、偶然TVで枝雀の「饅頭こわい」を聴いて、香里奈と「饅頭こわい」東西対決をするという設定。その噺っぷりが呆れるほど達者で、minmin家の次男くんを彷彿とさせるのですヨ。

 映画の後半は、「火焔太鼓」が重要な役割を果たす。もちろんプロの噺家に比べればいろいろ難はあるけど、そんなことが気にならなくなるほど、国分太一の熱演は素晴らしい。東京の下町も、いい感じに描けてる。観終わってから、いろんな落語家の「火焔太鼓」を聴き直しました。うちの娘も、落語が好きになればいいのにな・・・。

 

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2009年3月 8日 (日)

遅ればせの、ひな飾り。

 旅行で留守にしていたこともあって、今年はひな人形を出したのが3月3日だった。

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 いくら嫁き遅れるったって、その日のうちに片づけるわけにもいかず、いまだに出してある。

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 雛人形を出すと、たいてい手まり寿司を作って祝うことにしている。

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 親たちは、シャブリを開けた。O家に持って行った時に続き、どうも現地で試飲した時の迫力がないよね〜と文句をつけながら飲んでいたのだが、翌日残った分を味わったら、力強く花開いていた。要は、もっとガマンして待てということであったか・・・。

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 「ふぉふぉふぉ」と、内裏さまに笑われた感じ。

 

 



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2009年3月 6日 (金)

ジュネーヴで、飲茶(♪)。

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 ジュネーヴと言えば、やはりレマン湖の巨大噴水と、スイス国旗でしょう。

 エヴィアンに向かう前に、minmin家御用達の「鴻運酒楼」という飲茶屋に連れて行ってもらった。店は市中心部の、湖に面した最高のロケーションにある。

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 ゲームに興じる子供たちの頭越しに撮ったので、ちょっと変な店内の写真。内装は中国の赤というより、フェラーリレッドになってる。

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 まずは大きなスープを注文し、みんなで取り分けた。あっさりしたダシで、パリのように調味料臭くなく、出だしから期待が持てる。

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 続いて、ぷりぷりの海老の入ったクレープ。タレも上品で、おいしかったな〜。

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 これは一見、鶏の唐揚げのように見えるけど、いかの切り身を巻いてピリ辛味を付けたもの。初めて食べた。今回、一番気に入りました。

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 アツアツほかほか、蒸したての肉まん。この店はロンドンのように、ガ〜っとワゴンを押してくる方式ではなく、一品ずつ店員が運んでくれる。だからなのか、土地柄なのか、店内の雰囲気は実に優雅だった。ごちそうさまでした。

HUNG WAN

7 quai du Mont Blanc,1201 Geneve

tel:022-731-7330

www.hung-wan.com

 

 

 

 

 


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2009年3月 4日 (水)

レマン湖といえば、エヴィアン、かな?

 週末の1日、minmin家のあるヴェルソワから、レマン湖をグルリと南へ半周する形で、エヴィアンに日帰り旅行に連れて行ってもらった。

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 あとでガイドブックを見たら、対岸のローザンヌから船で来れるルートもあるらしい。

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 絵に描いたような、スイスの風景。お金も入れてないのに、「見える、見える」と望遠鏡で遊ぶ子らが、不憫である(涙)。

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 こういうカジノもあったりして、昔ながらの保養地という佇まいである。先進首脳国会議が開かれたり、大きなゴルフトーナメントが開催されているが、まあ鄙(ひな)びている。(上2枚minminパパ撮影)

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 ただこの週末はカーニヴァルで、旧市街は賑わっていた。このトラクターの荷台には、「ミス・フランス」の美女たちが満載だった。全員、女装したオジサンたちだったけど。

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 子供たちも思い思いの扮装で、町を練り歩く。

 一方われわれは、せっかくエヴィアンに来たのだから湧き水を飲もうと、あちこち探し回る。

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 ようやく探し当てたエヴィアンの工場は、先ほどのカジノと同じ設計者らしい、ベルエポック風の優雅な建物であった。ところが冬場は休みで、内部見学はできない(と、あとで見たガイドブックに書いてあった)。

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 ただし水はこんなふうに、自由に飲むことができる。奥にいるスイス人のオジサンは、1,5リットルのペットボトルをたくさん持参していた。

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 われわれも小さな瓶に入れて、持ち帰った。その場で飲んだ時には、かなり硬質な、ミネラル分ドッサリの印象でびっくりさせられた。ところが翌朝飲み直してみたら、ずいぶん柔らかくなっている。水の世界も、なかなか奥が深そうだ。

 




 

 


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2009年3月 2日 (月)

フランスワインに、しみじみ浸る。

 今回の旅では、minmin家にお世話になりっぱなしであった。ほぼ連日連夜、国境を越えて押しかけ(といっても10kmちょっとだけど)、週末には泊めてもらう始末。ある晩は、鴨鍋をご馳走になった。

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 前菜のプチトマト・モッツァレッラ・ルッコラのサラダをいただいていると、表面を香ばしく焼いた鴨が登場した。

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 それを鍋で甘辛く、ぐつぐつと煮込む。鴨には、ネギが欠かせない。下仁田ならぬヴェルソワ産とのことだったが、とろけるように甘いネギだった。豆腐や椎茸、白菜にも十分に味が滲みて、はふはふ夢中で食べる。おいしかったな〜。

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 ワインはまず、マコン・ピエールクロ「ル・シャヴィーニュ」2004年。マコンの白はあまり馴染みがなく、最初はピュリニーかなと思った。実にエレガントな、それでいて鴨の濃厚な風味にも負けないワインだった。minmin氏はごくさりげなく出してくれたけれど、ギュファン・エナンGuffens-Heynenというのは非常に有名な造り手だと、あとで知った。

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 うちからは、ボルドーを持って行った。レオヴィル・ラスカーズの89年。1年ほど前に飲んだ時には、とうとう最後まで開いてくれず、よくわからないままだった。今回はminmin氏がデキャンタしてくれて、さらにかなり待ってみた。タンニンはさすがにずいぶんまろやかになっていたものの、でもまだ固かった。ラベルを眺めながら飲んだせいもあるんだろうけど、ガッシリした石造りの建物のイメージ。

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 では、これはいかがです、と出してくれたのが、ムニュレ・ジブールのヴォーヌ・ロマネ96年。この造り手は、昨年5月に両家でブルゴーニュに旅行した折り、最初に訪問したところだ(その時の訪問記は、こちら)。

 その時もヴォーヌ・ロマネを試飲させてもらったが(2006年)、残念ながら買うことはできなかった。これはちょうどその10年前のヴィンテージということになる。華やかで、でもミネラル感もあって、やっぱりいい。飲みながら、造り手の顔が思い浮かべられるのも、うれしい。

 それにしてもフランスのワインというのは、やっぱり偉大ですねと、実に月並みな結論を口にしながら、楽しい夜が更けて行ったのだった(午前3時過ぎまで・・・)。

 

 


 


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