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2009年3月31日 (火)

メルボルンの地ワイン2種。

 夜、食い物屋を探してホテル周辺をブラブラ歩く。しかしこの辺はオフィス街のため、ほとんどの店が午後3時(!)で閉まってしまうのだ。仕方なくSubWayというファーストフードで長さ12インチのサンドイッチを買い、それでもあきらめきれずにもうひと区間歩いたら、遅くまでやっているワイン屋を発見した。

 ふらふらと入って行って、物色。店のオジサンが熱心なひとで、いろいろ地元のワインのことを教えてくれ、1本20ドル(約1400円)ほどでお勧めの赤と白を、買い込んで帰った。

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 光の具合で右が赤で左が白に見えますが、その反対です。2007年のシャルドネと、2004年のピノ・ノワール。年ごとの出来具合いもわからないので、言われるがまま。それにしても世界中どこにも、数奇者はいるのですね。話し出したら、止まらなくなっていた。

 右のマウント・マクリードという白は、オーストラリアでは珍しくないキャップ式だった。きれいな黄金色で、樽香も強くなく、爽やかなデイリーワインだった。一方のサースフィールド・エステートは、色だけはヴォーヌ・ロマネのような濃さ。でも香りが立ってくれない。口に含むと、ひたすら重い。相撲取りに一直線に押し切られる感じ、・・というワインらしからぬイメージが湧いてしまった。

 なかなか美しいホームページを見ると(こちら)、フランスからオーク樽を輸入したりして頑張っている。でも同じピノ・ノワールでも、土地と気候、作り方で、まったく別物になってしまうんだね。などと言いつつ、2階下に滞在中のA氏を呼んで、いっしょに空けたのであった。

 そういえば今ごろ南半球は、ちょうど葡萄の収穫時季なのかな。

 

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