南ア・ワインの夕べ。
南ア出張から帰ってきたOさんが、「向こうでワイン買ってきましたヨ」と誘ってくれた。
ホストが帰宅するのを待つ間、まずは持って行った南仏ラングドックの白をアペリチフ代わりに。7種類の品種をブレンドしたのが、no.7(ニュメロー・セット)という名前の由来だ。
O夫人が、いろんな生ハム巻きを出してくれた。左から、ブロッコリーの芯とモッツァレラチーズ、オリーヴをはさんで焼きバナナ、いちばん右はマンゴ。どれもおいしい。no.7によく合う。
と、盛り上がっているうちに、O氏帰宅。
この4本を、ドンと並べてくれた。右の2本は、フランス語で書いてある。昔々、迫害されたフランスの新教徒たち(ユグノー)が南アに渡り、その子孫たちがワイン作りを始めたとのこと。
白はシャルドネとピノ・ノワールをブレンドしたもの。シャンペン以外で、こういうのは知らなかった。かなりイケる。ブルゴーニュで、ピノ・ノワールの白は造ってないのかしら。
南ア特産の、pinotageピノタージュという品種があることも、この夜初めて知った(ピノタージュの説明は、こちら)。左から2番目が、ピノタージュ100%、左端はカベルネ・ソーヴィニオンとのブレンド。赤いジャムと、スパイシー、スモーキーな風味が混ざっている。それほどタンニンは、強くない。デキャンタしてしばらく置くと、いい感じになってきた。
ヴァレンタイン用ハートのチーズ。若い山羊チーズに、赤い胡椒がまぶしてある。
メインのローストビーフ。パイ生地で覆ってから、オーヴンで包み焼きしたもの。絶妙の焼き加減で、ペロリ。このあとクレープ・シュゼットも出て、2枚も食べてしまったから、週末はせっせと走らないと。
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コメント
懐かしいです、ピノタージュ。キンシャサで南アのワインがいくつか手ごろな値段で手に入ったので、たまに飲んでいました。左から2番目のは飲んだ覚えがありますよ。サンソーとピノノワールの掛け合わせとは存じませんでした。
投稿: minmin | 2009年2月15日 (日) 20時45分
南アのワインは、意外に歴史が古いのですね。知りませんでした。しかもいろいろ、意欲的な試みをしている。シャトーヌフもそうですが、政治的な波乱が新しい産地を産み出したりもする。そういうのは、面白いですね。
投稿: ムッシュ柴田 | 2009年2月15日 (日) 23時48分