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2009年1月20日 (火)

ポルトガル飯は、素朴じゃ。

 日曜の夜から、久々にポルトガルに来ている。イベリア半島南端の、ラゴスという港町。季節外れのリゾート地で、さぞ寂れた雰囲気かと思いきや、年配のカップルでいっぱい。イギリス人が多い印象だ。

 朝早くホテルを出かけては、夜9時過ぎに帰ってくる生活。楽しみは食事ぐらいしかないのだけれど、どうも隣国スペインのようにはいかない。

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 ある日の昼食。社食みたいなところで食べた、スープとサラダとスペアリブとフレンチフライ。デザートのミカンが、侘びの世界へと誘ってくれる。これで13ユーロ(約1500円)は、ちと高いかも・・。

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 その晩はホテルから歩いてすぐの、大衆食堂風のレストランへ。とはいえ厨房では真っ赤に燃えた炭火で、魚や肉を焼いてくれるようになっている。席について注文を終えると、オリーブとパンとバター、それから魚(アジかな)のパテの小さな缶詰めが出て来る。これを食べながら、微発泡の赤ワインをチビチビやりつつ、料理を待つ。

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 今宵は、鳥の炭火焼き。添えてある野菜が、違う店なのに昼とまったく同じなのが、哀愁を誘う。でもこれでフルーツサラダのデザートがついて、コーヒーを飲んで、¼のワインも付いて、10ユーロ(約1200円)は安い。

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 店内は、こんな感じ。「薔薇色の人生」とか「枯葉」とか、フレンチ懐メロが大音響で流れている。賑やかなBGMだなあと思ったら、片隅できちんとスーツを着たオジサンが、キーボードで演奏しているのだった。これがまた、店の雰囲気に妙に合っていた。また今夜も、ふらふらと行ってしまうのかな・・・。

 



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