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2008年12月 6日 (土)

さすが、ムートンの底力。

 ご近所さんを招いての、夕食会。

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 白は、このシャブリを出した。ドメーヌ・ビヨー・シモン(Billaud-Simon)の1級畑モン・ド・ミリウ(Mont de Milieu)。古木の葡萄から作った、2003年である。去年シャブリ村を訪れた際に、このエチケットにある通りのひなびたお宅を訪れて、確か6本ほど買った記憶がある。

 ゆったりとした桃の香り。それほどミネラルは強くなく、優しい口当たり。でも余韻は、十分に長い。この季節のチーズ、ヴァシュラン・モンドールとの相性も、申し分なかった。

 赤は何にしようかと、いろいろ考えた末に・・、

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 棚の奥の方で眠り続けていた、ムートンの1984年を引っ張り出した。確か20年近く前に、スーパーマーケットで毎年秋にやってる、ワイン安売り市で何本か買ったうちの1本だったと思う。

 当時はボルドーバブルのはるか以前で、しかも不作の年で評価も低かったため、5、6000円ほどで買えたのではなかったか(当時の資料を引っ張り出して確認したら、1994年に198フランで買っていた。4500円ぐらい)。

 80年代ではもっとも評価の低いビンテージでもあるし、もはやすっかりくたびれ果てているのではないかと危惧したのだが、これがビックリだった。

 すでにかなり酔っぱらっていてブレブレの写真ながら、艶のある色調はわかっていただけるかと思う。匂いも完熟のベリー健在で、あからさまな熟成香ではない。口に含むと、何よりまろやかな、包み込まれるようなタンニンが、優雅な気持ちにさせてくれる。呑むほどに、みんなの顔がほころんで、あっという間になくなってしまった・・・。澱が異常に少ないのにも、驚きました。

 

 

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